もうすぐ七夕。織姫さまと彦星のお話に、子どもたちの目もキラキラと輝く時期です。今回は、七夕の保育にすぐ使える歌や手遊びを、乳児・幼児それぞれの発達に合わせてご紹介します。クラスで取り入れやすい定番のものから、七夕らしさが感じられるアイデアまで、幅広くピックアップしました。
乳児におすすめの歌&手遊び
♪たなばたさま
七夕の定番ソング。静かで落ち着いた雰囲気の中で歌いましょう。保育者がそっと歌うだけでも、乳児にとっては心地よい時間になります。
♪きらきらぼし
「きーらーきーらー ひーかーる〜」のフレーズに合わせて、手をひらひら動かしたり、空を指差したりと、簡単な動作をつけることでより楽しくなります。
幼児におすすめの歌&手遊び
♪七月七日にあいたいな(手遊び)
「ごんべさんの赤ちゃんが風邪ひいた」の替え歌です。子ども達の知っているメロディーなので、すぐに歌って楽しめます。
♪おりひめさま ひこぼしさま(手遊び)
織姫さまと彦星の出会いを表現したかわいらしい手遊びです。歌に合わせて簡単な動作をつけながら、ストーリー仕立てで楽しめます。最後の「ギュッ」「ちゅっ」を子ども達がすると、とっても可愛いですよ。
七夕におすすめの絵本(PR)
歌や手遊びと一緒に読みたい絵本をいくつかご紹介します。
『みんなのおねがい』(すとうあさえ 作)
■おすすめ年齢:2・3歳~
短冊に書く「おねがいごと」がテーマの絵本。小さな子どもたちも「ぼくのおねがいは〜」「わたしのは〜」と、自分の願い事を考えるきっかけになります。
『たなばたプールびらき』(中川ひろたか 作)
■おすすめ年齢:3歳~
大人気の「ピーマン村シリーズ」。プールと七夕が一緒に楽しめる楽しい絵本です。
『たなばたバス』(藤本ともひこ 作)
■おすすめ年齢:3・4歳~
星空に向かってバスが出発!所々子ども達と一緒に楽しめる参加型の絵本です。
『たなばたのねがいごと』(村中 李衣 作)
■おすすめ年齢:5・6歳~
おばあちゃんと孫の“家族のつながり”を描いた、世代を超えて深く味わえる一冊です。
おわりに
七夕は、子どもたちの感性や想像力を育む行事のひとつ。歌や手遊びを通して、楽しく自然に日本の文化に触れられる機会です。ぜひ、クラスでの活動に取り入れてみてくださいね。
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