子どもが触れないようにしたい植物シリーズ②

危険な植物、紫陽花とキョウチクトウの写真 危険への備え・安全対策

アジサイ&キョウチクトウ

園庭や公園、街の花壇など、子どもの身近にはさまざまな植物があります。
その中には、見慣れた花でも「実は毒をもっている」植物もあるんです。

今回は、梅雨の風物詩でもある「アジサイ」と、夏に鮮やかに咲く「キョウチクトウ」をご紹介します。


アジサイ

  • 咲く場所
     園庭、公園、学校、街角など、とても身近な植物。
  • 見た目
     青・紫・ピンクなど、花びらのように見えるガクが丸く集まって咲きます。
  • 特徴
     葉や花に毒性があるとされており、誤食や生け花の汁に触れたことによる中毒例も。
     毒の成分や量には諸説ありますが、子どもが摘んで口に入れたり、汁をなめたりするのは危険です
  • ワンポイントアドバイス
     「きれいなお花だけど、なめたりしないでね」と事前に声かけをしておくと安心
     園で飾るときは手が届かない位置に置くなどの工夫もおすすめです。

キョウチクトウ

  • 咲く場所
     街路樹や学校、公園の花壇など。暑さに強く、夏によく見かけます。
  • 見た目
     白・ピンク・赤の花が茂みのように咲きます。葉は細長くツヤがあり、全体的にスッとした印象。
  • 特徴
     花・葉・枝・根、すべての部分に猛毒が含まれており、非常に危険。
     なんと燃やした煙にも毒性があるほど。誤って食べたり、枝を折って汁に触れるだけでも中毒を起こす可能性があります。
  • ワンポイントアドバイス
     とても危険な植物なので、園や家庭の周辺に植わっていないかのチェックが大切です。
     枝をおもちゃ代わりにしないように指導することも予防につながります。

このシリーズでは、子どもが「かわいい!」「きれい!」と感じやすい植物にこそ潜む意外な危険を伝えていきます。

▽次回は【ホウセンカ&ドクゼリ】です!

子どもが触れないようにしたい植物シリーズ③

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