12月の月案はこちら▷2歳児|12月の月案と指導計画
年が明け、新しい一年が始まりましたね。
年末年始の休みを経て、久しぶりに会う子どもたちとの再会にほっとする季節です。
今回は、2歳児の1月の指導計画(月案)を、保育のねらいや保育者の関わり方とあわせてお伝えします。
2歳児1月のねらい
ねらい
・安心できる環境の中で、日々の生活リズムを整える
・冬の自然に触れながら、身体を動かして過ごす
・正月遊びや行事に親しみ、季節の変化を感じる
生命の保持
・気温の低下や乾燥に配慮しながら、健康的に生活する
・衣服や手洗い、排泄などの生活習慣を見直し、少しずつ身につけていく
情緒の安定
・休み明けの不安や戸惑いを受け止め、安心して過ごせるようにする
・保育者との関わりを通して、自分の気持ちを表現する
健康
・寒い中でも戸外で身体を動かし、元気に遊ぶ
人間関係
・友達との再会を喜び、関わりを深めようとする
・簡単なやりとりを楽しみながら、一緒に遊ぶ喜びを感じる
環境
・冬の自然や空気の変化に気づく
・正月飾りや遊びなど、季節感のあるものに親しむ
言葉
・冬や正月にちなんだ絵本や歌を楽しみ、新しい言葉を知る
・保育者や友達との会話を通じて、気持ちや出来事を言葉で伝えようとする
表現
・福笑い・こま回し・羽子板などの伝承遊びを楽しむ
・絵の具や折り紙、素材を使って冬ならではの製作を楽しむ
食育
・温かい食事や汁物などを味わい、心地よさを感じる
・「いただきます」「ごちそうさま」などの挨拶や食事のマナーを覚える
地域との関わり
・地域の正月飾りや行事に触れ、季節感を感じる
・地域の方との挨拶など、身近な交流を大切にする
家庭との連携
・休み明けの子どもの様子を丁寧に共有する
・薄着で過ごす大切さを伝え、厚着になりすぎないようにお願いする
保育者の援助・環境設定
・年末年始の生活リズムの変化に配慮し、穏やかに日常へ戻れるようにする
・「寒いね」「手が冷たいね」などの言葉かけを通して、冬の気候を言葉で感じられるようにする
・戸外活動の時間や服装に配慮し、寒さの中でも快適に遊べるようにする
・伝承遊びや正月ならではの遊びを取り入れ、文化に親しむ機会を設ける
・絵本や歌、製作を通して、冬らしさや日本の季節感を感じられるようにする
おわりに
冬の冷たい空気に包まれる1月。
子どもたちの心と体に寄り添いながら、生活のリズムを整え、冬ならではの遊びや自然を楽しめる1か月にしたいですね。
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