3歳児クラス☆5月の指導計画(月案、週案など)

指導計画

ねらい

保育者に見守られながら、身の回りのことを自分でしようとする。
春の自然に触れ、飾ったり調べたりすることを楽しむ。
春の心地良さを感じながら、戸外で思い切り体を動かして楽しむ。

養護

生命の保持

安全に配慮された環境で体を動かす遊びを楽しむ。
気候に応じて保育者と一緒に衣服の調節をする。

情緒の安定

信頼できる保育者の側で好きな遊びを楽しむ。
不安や寂しい気持ちを受け止められ、安心して過ごす。

教育

健康

戸外で思い切り体を動かす楽しさを味わう。
手洗いの仕方を知り、保育者と一緒にやってみようとする。

人間関係

好きな遊びを通して友達との関わりを楽しむ。
興味のある遊びを模倣して楽しむ。

環境

戸外で遊び、春の自然に触れ親しむ。
図鑑や飼育を通じ、春の自然に興味を持つ。

言葉

「貸して」「いいよ」などの生活に必要な言葉を保育者と一緒に言おうとする。
挨拶を交わす心地良さや嬉しさを感じる。

表現

様々な素材に触れ、違いに気付く。
みんなで歌う楽しさを味わう。

食育

保育者や友達と食事を囲む嬉しさを感じる。
食具の扱い方を知り、自分なりに意識して持ってみようとする。

家庭との連携

保護者会を通して園での様子や今後の予定などを伝え、信頼関係を深める。
降園時にその日の出来事を丁寧に伝え、安心してもらう。

保育者の援助、環境設定

・長期休暇明けは気持ちが不安定になったり遊びの疲れが出る児もいるので、ゆったりとした保育を心掛け、子ども達が安心して過ごせる環境を作る。
・春の図鑑や虫カゴ、散歩バッグなどを持って散歩に出かけ、興味の持ったものを観察・収集できるようにする。
・生き物(アゲハチョウの幼虫、オタマジャクシなど)の飼育を行い、世話を通して子ども達が親しみや愛情を持てるようにする。
・友達との関わりで必要な言葉を必要なタイミングでその都度伝える。自分で言えた時は褒め、自信に繋げる。
・類似した素材(紙ならば新聞紙、折り紙、画用紙など)を遊びの中で利用し、その素材の特徴や扱い方に気付けるようにする。子ども達の気づきに共感し、気づきを利用した遊びに繋げ深めていく。
・食具の下手持ちの方法をイラストなど用いて分かりやすく伝える。やってみようとする姿を認めていく。

おわりに

長期休暇明けは体調を崩しやすくなりがちなので、活動内容もゆとりのあるものにして生活リズムを作っていきましょう。保育室の環境は先月から大きく変更せず、落ち着いて過ごせる環境が望ましいです。1か所だけ先月と違う部分がある…というのも発見が楽しめるかもしれませんね。

春の自然遊びはこの時期がピークになると思うので、十分に楽しみましょう。戸外で発見したものの写真を撮ったり、草花を押し花などで保存しておくと、子ども達が数か月後に見返したときに季節による自然の変化を感じられるようになります。ぜひ、できる範囲で取り組んでみてくださいね。

▽6月の指導計画例はこちらから

3歳児クラス☆6月の指導計画(月案、週案など)

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