4歳児|11月の月案と指導計画|ねらい・内容・家庭との連携まで解説

4歳児 11月の月案 アイキャッチ画像 秋の保育指導計画 4歳児 指導計画

日増しに秋が深まり、落ち葉や木の実など、自然の恵みがたくさん感じられる11月。
戸外での活動や制作遊び、行事などを通して、子どもたちは友達と力を合わせたり、自分の思いを表現したりと、より豊かな経験を重ねていきます。

今回は、4歳児11月の月案を保育のねらいや援助の視点からご紹介します。


4歳児11月ねらい

ねらい

・秋の自然に親しみ、季節の移り変わりに気づく
・友達と一緒に遊ぶ中で、協力したり気持ちを伝え合ったりする楽しさを感じる
・自分の思いや考えを、言葉や制作などで自由に表現する
・身のまわりのことに自分から取り組もうとする

生命の保持

・寒暖差に配慮しながら、健康に過ごす
・体調の変化に気づき、必要に応じて休息やケアができるようにする

情緒の安定

・安心できる人や場に支えられながら、自分の気持ちを穏やかに保つ
・保育者や友達との関係の中で、満たされた気持ちで過ごす

健康

・戸外でのびのびと体を動かし、寒さに負けない身体づくりをする
・手洗いや衣服の調整など、健康的な生活習慣を意識する

人間関係

・友達とイメージを共有しながら、協力して遊びを進める
・相手の気持ちに気づき、思いやる行動をとろうとする

環境

・秋ならではの自然物に触れ、遊びや制作に取り入れる
・身の回りの環境を整えようとする気持ちを育てる

言葉

・感じたことや考えたことを、自分の言葉で伝える
・友達の話に耳を傾け、やりとりを楽しむ

表現

・自然物や身近な素材を使って、自分なりに表現する
・音楽やリズムに合わせて、体を動かす楽しさを味わう

食育

・旬の食材や行事食を通して、食への関心を広げる
・食事の挨拶やマナーを意識しながら、楽しく食べる

地域との関わり

・地域の秋の催しや文化的な行事に親しみ、関心をもつ
・地域の公園などに出かけ、自然の中で遊ぶ機会をもつ

家庭との連携

・衣服の調節や健康状態について、家庭とこまめに連絡を取り合う
・家庭でも秋の自然に触れる体験を共有できるように働きかける

保育者の援助・環境設定

・寒暖差のある時期に合わせて衣服や室温の調整に配慮する
・自然物や素材を用意し、自由な表現や発想を引き出せるようにする
・友達とのやりとりが深まるよう、遊びの中での関わりをさりげなく支える
・一人ひとりの言葉や思いを丁寧に受けとめ、やりとりを広げていく
・食に関する絵本や話題を通じて、食べ物への興味を高める

おわりに

秋の深まりとともに、子どもたちの関心や活動もどんどん広がっていきます。
自然や友達との関わりを大切にしながら、一人ひとりの気持ちに寄り添い、温かい時間をともに過ごしていきましょう。

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