5歳児|1月の月案と指導計画|ねらい・内容・家庭との連携まで解説

5歳児 1月の月案 アイキャッチ画像 冬の保育指導計画 5歳児 指導計画

12月の指導計画はこちら▷5歳児クラス☆12月の指導計画(月案、週案など)

ねらい

経験したことを言葉や絵、制作、音楽など様々な方法で表現することを楽しむ。

伝承遊びや好きな遊びを楽しみながら、文字や数量、図形などへの関心を深める。

養護

生命の保持

自分の体調の変化に気が付き、衣服の調節や休息を取るなどして健康に過ごそうとする。

情緒の安定

自分の役割を果たし、他者に認められたり、クラスで協力する喜びを感じる。

教育

健康

戸外で思い切り身体を動かしながら、自分の憧れをもち、少し難しいことにも挑戦しようとする。

人間関係

友達と考えを出し合ったり協力し合いながら、遊びを発展させて楽しむ。

環境

自ら進んで身の回りの整理整頓を行い、自分のものだけでなく共用で使うものも大切に扱う気持ちを持つ。

正月の風習や遊び、伝統文化に興味を持つ。

言葉

物語に親しみ、登場人物の台詞を真似たり友達とやり取りして楽しむ。

思ったことや感じたことを自分の言葉で伝えようとしたり、相手の気持ちを聞いたりする。

表現

友達と一緒に歌ったり合奏することを楽しむ。

食育

おせち料理や七草がゆなどの行事食の由来を知り、食文化に関心を持つ。

食べる時の姿勢やマナーを意識して食事する。

小学校との関わり

保護者や子ども達からあがった就学に向けての不安や質問などをまとめ小学校へ質問したり、小学生との交流の機会を設けて連携を図る。

家庭との連携

生活発表会への取り組みや子どもたちの頑張りをこまめに伝え、家庭でも励ましたり褒めたりしてもらう。

保護者会では、1年間の成長を共に分かち合ったり就学への不安を話し合い、安心感に繋げていく。

保育者の援助、環境設定

・トラブルがあった際は、時には他児も加えて一緒に話し合い、他者の気持ちを想像し考える機会とする。

・励ましたり褒める声掛けをしながら、子どもが進んで行動しようとする姿を見守っていく。

・子ども同士でルールを考えたり遊びを進めていく姿を見守り、必要に応じて声をかけたり環境を用意していく。

・意見をなかなか言えない児や自分の思いを通したがる児など、それぞれの特徴や思いに合わせて寄り添った援助を心がける。

・子どもが興味を持って楽しめるような正月遊びを用意しておく(カルタ、こま、双六など)。

・物語の世界に入り込めるように様々な素材や小道具を用意しておく。

・楽器遊びでは、全員が全ての楽器に満遍なく触れて楽しめるようにする。子ども達が好きな曲やなじみのある曲を楽しみながら、音が揃う心地よさを感じられるように声を掛けていく。

おわりに

卒園式を除く最後の行事として、生活発表会を控えている園も多いかと思います。今までの集大成の行事となりますので、子ども達が主体的に内容を決めたり必要なものを用意できるように保育者はサポートに回れると良いですね。

また正月や節分など、日本の伝統行事も続く時期です。それぞれの行事の由来や意味を知る機会を作ってみましょう。


2月の指導計画はこちらです▷5歳児クラス☆2月の指導計画(月案、週案など)

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