先月の記事はこちら▷5歳児クラス☆7月の指導計画(月案、週案など)
ねらい
友達と一緒に試したり考えたりしながら遊ぶことを楽しむ
自分の体に関心をもち、夏の時期を健康に過ごそうとする
養護
生命の保持
共用の場を大切にし、協力して片付けや整理整頓をして気持ちの良い空間を保とうとする
情緒の安定
自分の決めた目標に挑戦することで、やり遂げた気持ちや達成感を味わう
教育
健康
様々な文具や用具の扱い方や危険を知り、安全に利用しようとする
活動と休息をバランスよく取り、健康に過ごす
人間関係
異年齢児と関わりを持ち、優しく接しようとする
遊びの中で友達と関わり、一緒に話し合いながら遊ぶ充実感を味わう
環境
気候の変化に興味を持ち、図鑑で調べたり実際に観察しようとする
言葉
絵本や物語に親しみ、内容を想像しながら聞く楽しさを味わう
経験したことを伝えたり、友達の話に関心をもって聞こうとしたりする
表現
様々な道具や文具、素材を組み合わせ、試したりイメージしたものを表現しようとする
食育
健康のために必要な食材や栄養素を知り、体の仕組みに興味を持つ
小学校との関わり
小学校と情報交換を行い、夏以降の保育に取り入れられることを計画に入れる
家庭との連携
体調管理の仕方や夏にかかりやすい病気などを便りで知らせたり、保護者と口頭や健康カードで日々の体調を確認したりし、夏を健康で元気に過ごせるようにする。
長期休暇中も生活リズムが崩れないように意識してもらう。
保育者の援助、環境設定
意欲的に取り組む気持ちを認め励ましながら、達成感が味わえるよう関わっていく。
お互いに認め合い褒め合うことで、他者の存在の大切さに気づけるよう援助していく。
自分なりの目当てに向かって、挑戦している姿を認め、友達と見せ合う機会を設けていく。
熱中症になるとどうなるかや、予防するためにできることを伝え、健康な過ごし方を意識できるようにする。
年下の子どもと一緒に遊ぶ中で、遊び方を教えたり、優しく手伝ったりする姿を認め、思いやりの気持ちをもてるようにしていく。
友達との思いの行き違いや葛藤を見守りながら、必要に応じて仲立ちをしていく。
経験したことやイメージしたことを友達同士で、考えを出し合ったり、作ったりしながら遊びを進めていけるよう見守る。時には必要な材料や用具、アイディアを保育者も一緒に考え、子どもの思いが実現できるようしていく。
遊びに必要な素材や自然物、道具を子どもと考えながら用意し、試したり、工夫したりして遊ぶ中で、物の性質に気付けるように援助する。
折り紙やテープなど、子どもが自由に材料を使って表現できるよう室内の環境を整える。
おわりに
暑さから室内で過ごす日が大半かと思います。
普段なかなか関わりのない異年齢児との交流をしてみるのはいかがでしょうか。以上児クラスと集団遊びをして年下児をリードしたり、未満児クラスのお世話を経験することで年長である自覚や役に立つ嬉しさを感じるきっかけになります。園の中で、年長クラスが担当できる仕事(掲示板の装飾、玄関の花の水替え、特定の場所の掃除など)を作るのも良いかもしれないですね。
保育者からたくさん感謝を伝え、さらに自分のできることを探してみたいと思えるような環境づくりを目指しましょう。
来月の指導計画はこちら▷準備中
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