5歳児|2月の月案と指導計画|ねらい・内容・家庭との連携まで解説

5歳児 2月の月案 アイキャッチ画像 冬の保育指導計画 5歳児 指導計画

1月の指導計画はこちら▷5歳児クラス☆1月の指導計画(月案、週案など)

ねらい

友達と一緒に考えを出し合いながら様々な表現を工夫することを楽しむ。

個々の成長を受け止めてもらい、自己を発揮しながら自信を持って過ごす。

養護

生命の保持

自分の体調を意識し、変化があれば自分で伝えようとする。

情緒の安定

たくさんの人に準備した成果を見てもらい、誇らしさを感じたり、やり遂げた充実感を味わう。

教育

健康

交通ルールの大切さが分かり、安全を意識して歩く。

人間関係

善悪だけで判断せず、色んな考え方を受け入れたり、友達の肯定的な面を知ろうとする。

友達と協力しながら共通の目的に向けて取り組み、達成感や充実感を味わう。

環境

冬の自然事象に関心をもち、友達と試したり工夫したりして遊ぶ。

言葉

自分の思いや考えを相手に伝わるように言葉や言い方を考えたり、友達の考えに耳を傾け取り入れようとする。

表現

遊びに必要な物や場を友達と考え、共通のイメージを持ちながら協力して作ることを楽しむ。

食育

食事のマナーに気を付けながら、友達や異年齢児と一緒に食べることを楽しむ。

小学校との関わり

小学校での生活の仕方を知り、自分なりに遊びや生活など見通しをもって進める。

家庭との連携

・生活発表会に向けて取り組む一人ひとりの頑張る姿や成長を送迎時や掲示板などで伝え、子どもの育ちを共有していく。

・就学への不安を感じている家庭には、個別に声を掛け話を聞いたり就学支援シートの活用を勧めていく。

保育者の援助、環境設定

・進んで行動する姿を褒めたり周りに知らせたりして意欲へと繋げ、自信を持てるようにしていく。

・横断歩道では信号を見ているか、左右を確認しているか等を観察し、個々がどれだけ意識できているか把握する。また、危険な箇所にはさりげなく保育者がつくようにし、子ども自身が危険を察知・判断できるようにする。

・ルールや約束を守らないなどの姿があった時、子どもがどう考えているのかを丁寧に聞き取る。変えられるルールなのかや、その児の思いを実現するにはどうすればいいかを話し合う時間を設け、可能な範囲でその都度ルールを変えていく。

・話し合いで意見がまとまらない時には話を分かりやすく整理したり、どうすれば上手く折り合いをつけていけるかを一緒に考えていく。

・劇作りでは、必要なものの準備を子ども達中心に行い、自分たちで作り上げていく経験をしっかりと味わえるようにする。

・動画等を活用して友達の取り組みや表現を見る機会を持ち、お互いの頑張りや良さに気付いて認め合えるような雰囲気を作っていく。また、自分たちで話し合ったり協力し合う姿を見守り、必要に応じてヒントを出したり一緒に考えて主体的に活動を進める楽しさを味わえるようにする。

・他クラスや他職員に劇を見せる機会をつくり、感想を聞いたり、自分たちも演じた感想を話し合うことで、“見せること”を意識して表現を工夫したり自信をもって発表する喜びを味わえるようにする。

・雪や氷の不思議さに思いを巡らし、探究したり、遊びに取り入れたりする時間を十分に作っていく。また、冬の自然現象について自分で調べられるよう手に取りやすい場所に絵本や図鑑を置いておく。

おわりに

劇や合唱、合奏に取り組む時は、実際に映像として残しいつでも見返せるようにすることで、子ども達も客観的に考えたり、お互いの意見をすり合わせる材料として使うことができます。また様々な人に見てもらい、フィードバックをもらうことで意欲や向上心に繋がるので、ぜひクラスの枠を越えた関わりを取り入れてみてくださいね。


3月の指導計画はこちら▷5歳児クラス☆3月の指導計画(月案、週案など)

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