今回の虫:ヒアリ&キイロスズメバチ
園や公園で遊んでいると、ふとしたときに出会ってしまうかもしれない「刺す」「噛む」虫たち。
見た目ではわかりにくいこともありますが、知っておけば子どもたちの安全につながることも!
今回は、攻撃性が高く、要注意な2種類の虫をご紹介します。
ヒアリ
- 場所
公園や運動場などの日当たりの良い場所、地面に巣を作ることが多いです。 - 見た目
赤茶色で小さめのアリ。ぱっと見では普通のアリと見分けにくいことも。 - 特徴
体長は約0.2〜0.6cmととても小さく、米粒〜ごま粒くらいの大きさ。
でも、油断大敵!集団で襲うことがあり、刺されると火傷のような激しい痛みやアレルギー反応の恐れも。 - 対処法
見つけたら絶対に触らず、子どもを近づけずに自治体に連絡を。無理に駆除しようとしないで!
キイロスズメバチ
- 場所
木のうろ、ベランダの屋根裏、園庭のすみなどに巣を作ります。 - 見た目
黄色と黒の縞模様がはっきりしていて、見つけるとドキッとする姿。 - 特徴
体長は約2.5〜3.0cmで、子どもの人さし指くらい、大人なら小指〜人さし指の長さ程度。
とても攻撃的で、巣に近づくと威嚇や攻撃をしてくることがあります。刺されるとアナフィラキシーショックの危険も。 - 対処法
姿を見かけたらすぐにその場から静かに離れましょう。巣がある場合は専門業者に対応を依頼。
子どもたちの安全のために…
・虫の知識をもつことで、「触らない」「近づかない」判断ができるようになります。
・保育者や保護者がまず正しく知ることが、子どもたちを守る第一歩!
次回は【マダニ&ツマアカスズメバチ】です。
引き続き、要注意な虫たちを図鑑風に紹介していきますのでお楽しみに!
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