子どもを守るために知っておきたい!危険な虫④

危険なムカデやカマドウマを紹介するイラスト 危険への備え・安全対策

今回の虫:ムカデ&カマドウマ

「見るだけでゾッとする!」そんな声が聞こえてきそうな今回の2匹。
でも、実際に出会うこともある虫たちです。
見つけたときの心構えを知っておきましょう!

ムカデ

  • 場所
     落ち葉の下、石の隙間、家の中(特に湿気が多いところ)など。
  • 見た目
     細長い体にたくさんの脚がびっしり。赤茶〜黒系の色合いで、すばやく動きます。
  • 特徴
     体長は約10〜15cm。子どもの手のひらと同じくらい、大人なら手のひらの幅程度もある大きな虫です。
     毒をもつ顎で噛まれると、腫れや強い痛みを引き起こします。
  • 対処法
     見つけても絶対に素手で触らないこと。靴の中や布団の隙間に入り込むこともあるので、身につける前にチェックを!

カマドウマ

  • 場所
     古い建物や湿気の多い場所(倉庫、外トイレ、園舎の隅など)に生息。
  • 見た目
     茶色い体に長い脚。バッタのように跳ねて移動します。驚かせる見た目ですが、よく見るとおとなしい顔立ち。
  • 特徴
     体長は約2.5〜4.0cm。子どもの人さし指くらい、大人なら小指ほどの大きさです。
     毒もなく、刺したり噛んだりもしませんが、急に跳ねるので驚いて転倒などの事故につながる可能性も。
  • 対処法
     無理に追い払わず、静かに離れるのがベスト。湿気を好むので、こまめな換気と清掃で予防を。

ワンポイントアドバイス💡

  • 子どもたちが怖がる虫=危ない虫とは限りません
     「見た目は怖いけど無害」「きれいでも危険」など、一緒に学ぶきっかけにすると◎
  • おうちや園でも、季節の変わり目は虫が出やすい時期です。靴や布団、カバンの中をチェックしておくと安心です。
  • 虫を見つけたら、「おとなに教える!」というルールを決めておくのもおすすめ。

次回は、カラフルで目立つけど…実は要注意な虫たち【ヒロヘリアオイラガの幼虫・ヨコヅナサシガメ・ヒメツチハンミョウ】をご紹介しています!

子どもを守るために知っておきたい!危険な虫⑤

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