4歳児｜3月の月案と指導計画 - 保育士「しの」のブログ

春のあたたかさを少しずつ感じられるようになる3月。
この1年間で大きく成長した子どもたちは、進級を目前に、期待と少しの不安を抱えながら日々を過ごしています。

今回は、4歳児3月の月案を、保育のねらいや援助の視点からご紹介します。

4歳児3月のねらい

・進級への期待を持ち、自信を深めていく
・友達や保育者との関係を振り返り、安心感をもって過ごす
・1年間の行事や経験を通して、達成感や成長を味わう
・春の自然に触れ、季節の変化を感じる

・季節の変わり目に体調を崩さないよう、健康に気をつけて過ごす
・十分な休息や栄養を取りながら、体調を整える

・進級への期待や不安に寄り添われながら、穏やかに過ごす
・仲間との関わりの中で、心が満たされる経験を積む

・進んで体を動かし、体力をつける
・清潔に過ごすことや生活リズムを自分から意識する

・思いやりの気持ちを持ち、年下児に優しく関わろうとする
・友達と協力して活動する中で、達成感や充実感を味わう

・遊具や道具を大切に扱おうとする
・身近な自然の変化に気づき、春の訪れに興味を持つ

・1年を振り返りながら、自分の思いを言葉にして伝える
・友達との会話を楽しみ、気持ちのやりとりを深める

・表現活動を通して、1年間の経験や思いを自由に表す
・リズム遊びや歌、劇遊びなどで、仲間と一緒に表現する楽しさを味わう

・春の食材に触れながら、食への関心を広げる
・苦手なものにも少しずつ挑戦し、自信につなげる

・地域の春の風景や人々との触れ合いを通して、親しみを感じる
・地域とのかかわりの中で、感謝の気持ちが育つ

・1年間の子どもの成長を共有し、保護者と喜び合う
・進級に向けた心構えや準備について、丁寧に連携する

・進級に期待が持てるような関わりや言葉かけを行う
・振り返りや思い出作りの場を設け、子どもたちの成長を感じられるようにする
・春の自然や季節行事に触れられる環境を用意する
・子どもの気持ちに丁寧に寄り添い、安心して過ごせるよう配慮する
・健康面に留意しながら、戸外活動や表現活動を取り入れる

1年間の保育のしめくくりとなる3月。
子どもたちの確かな成長を感じながら、心温まる日々を大切に過ごしていきたいですね。
来年度に向けて、子どもたち一人ひとりが希望をもって進んでいけるよう、穏やかな春の風に包まれる保育を心がけましょう。