8月の月案はこちら▷2歳児|8月の月案と指導計画
涼しさを感じる日も出てきて、子どもたちは少しずつ季節の変化にも気づき始める時期。
秋の草花や虫、心地よい風などに触れながら、戸外遊びも楽しんでいけるといいですね。
今回は2歳児9月の月案(指導計画)についてご紹介します。
2歳児8月のねらい
ねらい
・水分補給や休息を取りながら、残暑の中でも健康に過ごす。
・自分でできることに挑戦しようとする。
・秋の自然に興味をもち、身近な環境への関心を深める。
生命の保持
・室温や湿度に留意され、快適な環境で過ごす。
・水分補給や休息をこまめに摂り、健康に過ごす。
情緒の安定
・保育者との信頼関係の中で、自分の気持ちを言葉やしぐさで伝える。
健康
・尿意や便意を言葉やしぐさで知らせ、排泄に挑戦する。
・衣服の着脱を自分でしようとする。
人間関係
・ままごと遊びやごっこ遊びの中で、保育者や友達との関わりを楽しむ。
環境
・戸外で思いきり体を動かして遊ぶ中で、自然に触れる。
・秋の草花や虫(トンボ、バッタなど)に興味をもち、観察する。
言葉
・遊びの中で保育者や友達とやりとりしながら、言葉を使う喜びを味わう。
・好きな歌を繰り返し歌い、ことばやリズムを楽しむ。
表現
・イメージしたことを絵や動き、言葉などで自分なりに表現する。
・リズム楽器や音楽あそびを通して、音やリズムを楽しむ。
食育
・食具を使って、自分で食べようとする意欲を持つ。
・食事のマナーや姿勢を知り、やってみようとする。
地域との関わり
・園周辺の自然に親しみ、秋の変化に気づけるような散歩コースを探す。
・保育参観などを通じて、家庭と連携しながら子どもの育ちを共有する。
家庭との連携
・夏の疲れが出やすい時期なので、健康状態をこまめに伝え合う。
・保育参観では子どもの成長を一緒に喜び合い、保護者の疑問には丁寧に応える。
保育者の援助・環境設定
・室温計を活用し、冷えすぎに注意しながらエアコンを調整する。
・排泄の失敗時には「気持ち悪かったね」「次はトイレでしてみようね」など、受け止める言葉かけを行う。
・ままごと遊びの環境を整え、保育者も役になりきって遊びに参加する。
・虫(トンボ、バッタ)を見つけた時には、必要に応じて網や飼育ケースを用意。観察後は「自然に帰そうね」と伝える。
・散歩コースでは、秋の草花や木の実に出会える場所を選んでおく。
おわりに
9月は涼しくなる日も増え、戸外活動がしやすくなる一方で、残暑が厳しい年もあります。
こまめな水分補給や休息を取り入れながら、秋の自然を楽しみ、子どもたちの感性や探究心を育んでいけるといいですね。
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