お月見集会は秋の自然と行事を楽しむ大切な時間
お月見は、秋の夜空を眺めながら自然の恵みに感謝する、日本の美しい伝統行事。
保育の中でも、季節感を育みながら「月」や「うさぎ」「だんご」などへの興味を広げられる、素敵な機会です。
この記事では、保育園・幼稚園でのお月見集会に役立つアイデアを【導入・絵本・歌・製作・遊び】のテーマ別にまとめました。
年齢別のねらいや関わり方も紹介していますので、行事の計画や準備にぜひご活用ください。
導入アイデア|子どもたちに「お月見ってなあに?」を伝える
ねらい:
- 季節の行事に興味をもつ
- 月や自然への関心を育てる
実践アイデア:
- 写真やイラストで「まんまるお月さま」「うさぎのもちつき」などを紹介
- 月見団子やすすきの実物を見せてみる(触れる・飾る)
▶ 年齢別の工夫
- 0〜2歳:視覚で楽しめる「おつきさまパネル」「ぬいぐるみ」など
- 3歳以上:月の満ち欠けや伝説をやさしく伝える紙芝居も◎
絵本で世界を広げる|静かに聞ける時間づくりにもぴったり
お月見をより身近にするには、絵本が大きな味方に。
季節の雰囲気やお話の中で自然と月に親しむことができます。
おすすめ絵本
- 『おつきさまこんばんは』(0〜3歳)
- 『おつきみおばけ』(2〜5歳)
- 『パパ、お月さまとって!』(3〜5歳)
- 『つきのぼうや』(4〜6歳)
▶ 詳しくはこちら:お月見集会にぴったり!子どもと楽しむ絵本5選▶準備中
お月見に歌いたい秋のうた・リズムあそび
定番のうた
- ♪「つき」
- ♪「うさぎ」
- ♪「おつきさまえらいの」
- ♪「まんまるおつきさま」
活動のポイント
- 鈴やタンバリンで“もちつきリズム”
- うさぎになってジャンプ遊び
- 保育者の手あそび+子どもの模倣で表現ごっこもおすすめ
▶ 年齢に合わせて「見る・聞く・動く」を組み合わせていくと、自然と盛り上がります!
▶ 詳しくはこちら:準備中
製作あそび|お月さま・うさぎ・だんごで秋を感じよう
ねらい:
- 季節の素材やモチーフに親しむ
- 表現する楽しさを味わう
おすすめ製作:
- お月見うさぎ(紙皿や綿、折り紙で)
- 三色だんごのモビール(丸シール・色画用紙)
- 夜空のにじみ絵アート(月+星+黒 or 紺の台紙)
▶ 年齢別アレンジ
- 0〜2歳:指スタンプやシール貼り中心に
- 3歳以上:ハサミ・のりを使って立体制作にも挑戦
▶ 詳しくはこちら:準備中
ちょっとした遊びアイデア|集会に+αの楽しさを
ミニゲームや導入遊び:
- 「うさぎさんジャンプリレー」
- 「だんご運びゲーム」:スプーンやおたまでボールを運ぶ
- 「おつきさまにタッチ!」壁面の月をジャンプでタッチ
室内遊びにも応用可:
- 段ボールやカゴで“おだんごやさんごっこ”
- 懐中電灯とシルエットで“影絵あそび”
▶ 詳しくはこちら:準備中
おわりに|季節を感じる行事を、楽しくあたたかく
お月見は、行事としての要素に加え、自然や文化に親しむやさしい時間。
子どもたちにとって「秋って気持ちいいな」「夜空ってきれいだな」と感じるきっかけになるような、あたたかな集会づくりを応援しています。
現場の状況に合わせて、無理なく・楽しく取り入れてみてくださいね。
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