夏ならではの行事といえば「夏祭り」。
子どもたちが楽しみにしている特別なイベントだからこそ、出し物やコーナーにも工夫を凝らしたいところですよね。
この記事では、保育現場で実際に行われて好評だった夏祭りの出し物・コーナーのアイデアを年齢に応じてご紹介します。
準備や安全面への配慮も交えながら解説しているので、ぜひ計画の参考にしてください!
出し物・コーナーアイデア【運動あそび系】
ボーリング
ピンの代わりにペットボトルを使い、転がしやすい軽めのボールを使用。
動物や人気のキャラクターなどのイラストを付けると小さい子も夢中になります。
もぐらたたき
段ボールを使った手作り仕様で、保育者が“もぐら役”になると大盛り上がり。
輪投げ
年齢に応じて距離や輪のサイズを調整すると、幅広い年齢で楽しめます。
輪は新聞紙や水道ホースなどで作成できます。
箱積み木チャレンジ
- 0・1・2歳児:ただ積むだけでOK。できたら拍手!
- 幼児クラス:10秒でいくつ積めるか競争形式にしても◎
出し物・コーナーアイデア【屋台風あそび】
アヒル・金魚すくい(おもちゃ)
水に浮かべたアヒルや金魚の玩具をすくいます。
0・1歳児には穴あきお玉で、幼児には小さなすくい網を使うと難易度調整も。
誤飲に繋がらないよう、大きさに注意しましょう。
ヨーヨー釣り
輪ゴムなどの安全素材を活用し、釣る楽しさを味わえます。
アヒル・金魚すくい同様、未満児は穴あきお玉を使うとすくいやすいです。
細かい部品がなく、誤飲のリスクが低いタイプを選びましょう。
蜂の巣くじ
くじ引きのワクワク感が楽しめるコーナー。
穴の中に景品を入れた紙袋をセットし、1つだけ選んでもらいます。
出し物・コーナーアイデア【制作・体験型】
うちわづくり
白い無地のうちわにお絵描きやシール貼り。記念にもなり、保護者にも喜ばれます。
制作コーナー(年齢別)
- 乳児:クレヨンでのお絵描きやシール貼り
- 幼児:風車やお面づくりなど、夏らしくも自由度のある工作も人気
出し物・コーナーアイデア【クラス参加型】
5歳児クラスのお店屋さんごっこ
年長児が自分たちで話し合ってお店を運営。
「いらっしゃいませ!」と接客することで、行事の主役としての達成感が得られます。
お神輿(幼児クラス)
事前に制作したお神輿を、クラスで協力して担ぎます。
園内や園庭を「わっしょい!」の掛け声で練り歩くだけで、雰囲気が一気に本格的に。
盆踊り
定番の「アンパンマン音頭」や「エビカニクス音頭」など、子どもたちが親しみやすい曲で。
事前に練習しておくとスムーズに楽しめます。
スイカ割り
安全のため、新聞紙棒やソフトバットを使用して実施。
スイカはカットして、みんなでおいしくいただくのも楽しい思い出になります。
お父さんやお母さん、先生の参加も盛り上がります。
スタンプラリーで「全コーナー制覇!」の楽しさも
スタンプラリー形式にすると、各コーナーを回るモチベーションにもつながります。
- 各ブースを回ってスタンプやシールをもらう
- 全て回ったら最後に「景品」と交換!
- 首から下げるカード型や、紙のビンゴ形式もおすすめ
安全面や景品選びの工夫も忘れずに
小さなおもちゃや細かい部品は、誤飲や破損のリスクがあるため注意が必要です。
▼景品の選び方や安全対策については、以下の記事で詳しくご紹介しています
👉 [保育園・幼稚園の夏祭り 景品選びのポイント(準備中)]
おわりに
夏祭りは子どもたちの「ワクワク」がいっぱい詰まった特別なイベント。
安全面に配慮しつつ、年齢に応じたコーナーを工夫することで、みんなが笑顔になる素敵な一日になります。
園の雰囲気や子どもたちの発達に合わせて、ぜひぴったりな出し物を取り入れてみてくださいね。
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