お月見の歌やリズムで、季節をもっと身近に
お月見集会や秋の行事にぴったりなのが、「月」や「うさぎ」をテーマにした歌・リズムあそび。
保育者の声や音に合わせて体を動かすことで、子どもたちは自然と季節や文化に親しみをもてます。
この記事では、保育園・幼稚園で楽しめる「お月見のうた」と、そのうたを活かしたリズムあそびを年齢別に紹介します。
導入や絵本との連動、制作あそびとのつなぎにもおすすめです。
定番の「お月見の歌」おすすめ5曲
▶曲名をクリックするとyoutubeで音源を確認できます。
曲名 | 特徴 | 年齢の目安 |
---|---|---|
♪つき | わらべうたのやさしいメロディ | 0歳~ |
♪まんまるおつきさま | 手あそびと合わせやすい | 1歳~ |
♪おばけなんてないさ | お月見おばけ絵本と組み合わせても◎ | 2歳~ |
♪おつきさまえらいの | 日本らしい行事感のあるうた | 3歳~ |
♪うさぎ うさぎ | お月見の定番うた | 3歳~ |
▶ いずれも短くて覚えやすく、集会の導入にも最適。
▶ キーボードやリトミックと組み合わせて楽しさアップ!
年齢別:おすすめの楽しみ方・関わり方
🐣 0〜2歳児向け
ねらい:音やリズムに親しむ・模倣あそびを楽しむ
- やさしく歌いながら、お月さまのぬいぐるみを揺らす
- 手あそび「まんまるおつきさま」:
♪まんまるおつきさま まんまるおだんご〜(両手で丸を作る) - スカーフやタオルで月や雲を表現して、ふわふわゆらす感覚あそび
▶ ポイント:歌いながら語りかけることで、表情や声の抑揚に注目が集まります
🐰 3〜5歳児向け
ねらい:リズム・身体表現を通して秋の行事に親しむ
- ♪「うさぎがピョン」でジャンプ遊び
♪「十五夜さんのもちつき」で友達と一緒に手遊び - お団子を運ぶ「だんごリズムリレー」
スカーフでお団子を包んで、リズム(拍)に乗って運ぶ遊び
▶ リズムを“見る・聞く・感じる・動く”の4つの視点で取り入れると、より深い体験に!
手作り楽器で楽しむリズムあそび
保育室にある素材で作れる簡単な楽器を使えば、音の楽しさがぐんと広がります。
例:
- 紙コップマラカス(ビーズ・どんぐり・小豆などで季節感)
- 段ボール太鼓(もちつきごっこに◎)
- 鈴で月を表現(キラキラした余韻が月のイメージにぴったり)
▶ 制作→演奏→歌やリズム遊びへと自然につながる導線ができ、活動の流れがスムーズになります。
絵本や劇あそびとの組み合わせ例
絵本 × リズムあそび:
- 『おつきみおばけ』→「おばけなんてないさ」でおばけごっこ
- 『つきのぼうや』→リトミックで“月までの冒険”
ミニ劇あそび:
- 「うさぎのもちつき劇」:
役を決めてリズムに合わせてぺったんぺったん!
▶ 小さな発表にもつながる活動としておすすめです。
おわりに|行事と音楽の力で、季節がもっと楽しくなる
お月見の歌やリズムあそびは、子どもたちにとって“秋の思い出”を形づくる素敵な手段です。
難しい内容でなくても、「楽しかった!」という経験が子どもたちの心に残ります。
ぜひ歌や音の力を借りて、行事をあたたかく、楽しい時間にしてみてくださいね。
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