はじめに
夏祭りの盛り上がりに欠かせない「景品」。子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら準備を進めたい一方で、安全面や年齢に合わせた選定も大切です。この記事では、保育士目線での景品選びのポイントと、実際におすすめできる景品例を年齢別にご紹介します。
(※この記事にはPRが含まれています。)
景品を選ぶときの3つのポイント
1. 誤飲・誤使用の危険がないか
・小さな部品が取れやすいものは避けましょう。
・マグネットやクリップを使った釣り遊びは、破損時の誤飲リスクがあるため注意が必要です。
・誤飲チェッカーなど外部サイトを活用して、安全性を確認するのもおすすめです。
2. 年齢に合っているか(使える・遊べるか)
・乳児には「見る・触れる」だけでも楽しめるものを。
・幼児には「遊べる・持ち帰って使える」ものだと喜びが倍増します。
3. 家庭への配慮も考える
・音が鳴るものや光るものは家庭の好みによるため注意が必要です。
・持ち帰りやすいサイズ感や、持ち帰り用袋の工夫も大切なポイントです。
年齢別おすすめ景品アイテム
0・1・2歳向け
ビニールボール(柔らかくて安全)
音が鳴るおもちゃ(手作りマラカスなども楽しい)
ミニタオルやガーゼ素材のグッズ
フェルトのブレスレットや王冠
3・4・5歳向け
シャボン玉セット(持ち手付きなど年齢に合ったもの)
ミニ紙風船・風車・ヨーヨー(ゴム製)
鉛筆やシール帳
ぬりえセット(数枚とクレヨン数色)
制作コーナーとリンクした「うちわ」
子どもたちが作る景品もおすすめ!
行事への「関わり」を深めるチャンス
5歳児クラスなど年長児が、自分たちで景品を作ることで、夏祭りへの期待感や責任感が高まり、行事を支える一員としての自覚も育ちます。また、保護者や年下の子どもたちに「これ、自分たちが作ったんだよ!」と伝えることも、大きな自信につながります。
おすすめの手作り景品アイデア
・折り紙のネックレス(簡単&量産向き)
・シール付きうちわ
・手作りメダル(画用紙・折り紙・リボン)
・紙製ブレスレット(模様を描いてホッチキスでとめる)
※グループごとに種類を分担することで、効率よく準備ができます。
景品の渡し方アイデア
・スタンプラリー形式で「全ブース制覇でもらえる!」
・くじ引き方式(はずれなし)でワクワク感を演出
・5歳児クラスのお店で“買い物”形式にして楽しさアップ
景品準備のコツと注意点
・袋詰めしておくと当日配布がスムーズ
・アレルギー対策の観点からお菓子より“モノ”が無難
・複数種類を用意して、子どもが選べるようにすると満足感が高まります
おわりに
夏祭りの景品は、ただ“もらえる”だけでなく、「自分で選んだ」「最後までがんばった」などの体験と結びつくことで、子どもにとって特別な思い出になります。年齢や安全面に配慮した上で、園ならではの工夫を楽しんでくださいね。
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