6月の月案はこちら▷2歳児|6月の月案と指導計画
梅雨が続き、じめじめした空気がまとわりつくような日々ですね。
それでも、子どもたちは元気いっぱいに遊びながら、少しずつ夏の訪れを感じています。
水や夏野菜との出会いなど、夏ならではの経験ができるこの季節。
今回は、2歳児7月の月案・指導計画をご紹介します。
2歳児7月のねらい
ねらい
・夏の自然や遊びに触れながら、健康的に過ごす。
・簡単な身の回りのことに自分で取り組み、達成感を味わう。
・水や色などの感触を楽しみながら、表現する楽しさを感じる。
生命の保持
・活動と休息のバランスを取りながら、夏を健康的に過ごす。
・室温や湿度に配慮された環境の中で、快適に過ごす。
情緒の安定
・保育者との信頼関係の中で、安心して過ごす。
・やりたいことに挑戦し、できた喜びを味わう。
健康
・保育者と一緒に排泄の習慣を身につけていく。
・汗をかいたり衣服を汚したりしたときに、自分で着替えようとする。
人間関係
・保育者や友だちと関わりながら、水遊びなどの活動を楽しむ。
・仲立ちされながら、少しずつ相手の気持ちにも気付こうとする。
環境
・水や夏野菜に触れながら、季節の自然に親しむ。
・身近な素材や用具を使って、なりきり遊びやごっこ遊びを楽しむ。
言葉
・日々の出来事や遊びの中で、保育者に思いを言葉で伝えようとする。
・言葉のやり取りを通して、友だちとの関わりを深める。
表現
・絵の具などを使って、色や感触を楽しみながら自由に表現する。
・水や泡などの素材に触れながら、体全体を使って遊ぶことを楽しむ。
食育
・夏野菜の世話や収穫を通して、野菜に親しみを持つ。
・保育者と一緒に食事をしながら、完食の喜びを感じる。
・体調に応じて無理なく食事を摂る。
地域との関わり
・園庭や近隣の散歩を通して、夏の自然の変化に触れる。
・地域の畑や花壇などを見て、興味を広げる。
家庭との連携
・水遊び前に健康チェックカードを配布し、体調の把握を共有する。
・暑さや活動による疲労があるため、家庭での休息や朝食の大切さを伝える。
・夏の感染症についての情報提供を行い、早期の受診をお願いする。
保育者の援助・環境設定
・温湿度計を活用し、換気や空調によって快適な室温を保つ。
・汗で脱ぎにくい衣服はさりげなく援助し、自分でできた達成感を味わえるようにする。
・排尿のタイミングに合わせてトイレへ誘い、成功体験を大切にする。
・水やりなどの活動を通して、自然との関わりを日常的に楽しめるようにする。
・食欲が落ちている子には、無理のない量で提供したり、励ましながら食べられるようにする。
おわりに
夏は子どもだけでなく、保育者自身も体力を消耗しやすい季節です。
自分の体調にも目を向け、こまめに水分をとったり、帰宅後はしっかり休息をとるよう心がけましょう。
無理せず、自分を大切にしながら、子どもたちと一緒に楽しい夏の保育をつくっていきましょう。
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