じめじめ暑い時期も、絵本と遊びで楽しく♪
7月は、梅雨の終わりから夏本番へと移り変わる季節。外で遊べない日も増える中、室内でも楽しく過ごせる絵本や活動アイデアを取り入れて、子どもたちの「やってみたい!」を引き出してみませんか?
今回は、0〜2歳児(未満児)を対象に、7月にぴったりのおすすめ絵本と、その絵本とつなげて楽しめる遊びをご紹介します。(※この記事にはPRが含まれています)
7月におすすめの絵本と活動アイデア
『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ/偕成社)
【対象】0歳~
【ねらい】音に親しむ・身の回りの音への興味を育てる
おすすめポイント:
身近な音がリズミカルに登場する赤ちゃん絵本の定番。雨の音「じゃあじゃあ」など、7月の天候に合わせて読むとさらに楽しめます。
活動アイデア:
● 音探しごっこ:絵本の音をまねして実際のものを探してみよう!
● 手作りマラカス(ペットボトル+ビーズ):音を鳴らしてまねっこ遊び
『みず ちゃぽん』(新井洋行/童心社)
【対象】0〜1歳
【ねらい】水の音や動きに親しみ、水への興味を育てる
おすすめポイント:
「ぽと」「ぽた」「ちゃぽん」など、さまざまな水の音が登場する赤ちゃん絵本。蛇口から水が落ちたり、バケツに水が入ったりと、身近な場面から水に親しめる内容です。短い言葉とやさしい絵で、静かな時間にもぴったり。
活動アイデア:
● 水に触れる導入遊び:タライに水を入れて「ちゃぽん」「ぽた」などの音をまねっこ
● コップやスポイトでしずく遊び:落ちる音や動きをじっくり観察して遊ぼう
『だるまさんが』(かがくいひろし/ブロンズ新社)
【対象】0〜1歳
【ねらい】言葉のリズム・模倣遊びを楽しむ
おすすめポイント:
「どてっ」「ぷしゅー」など、思わず体を動かしたくなる絵本。室内遊びが増える時期にぴったり。
活動アイデア:
● 絵本の動きをまねっこ体操にして体を動かそう
● ペットボトルなどでだるまさんを作って輪投げごっこ!
『おつきさまこんばんは』(林明子/福音館書店)
【対象】1歳〜
【ねらい】自然への興味・夜の空への親しみ
おすすめポイント:
梅雨明けごろの空がきれいに見え始める7月。夕方のおつきさまをテーマにした静かな絵本は、寝る前の読み聞かせにもぴったり。
活動アイデア:
● おつきさまの製作(黄色い紙やお花紙で作って、壁に飾る)
● 照明を落として「おやすみ前ごっこ」遊び
『きんぎょが にげた』(五味太郎/福音館書店)
【対象】1〜2歳
【ねらい】ものを探す力・集中力を育てる
おすすめポイント:
カラフルで楽しい絵探し絵本。夏の定番「きんぎょ」は、涼しげな水のイメージとも相性抜群。
活動アイデア:
● 室内きんぎょ探しゲーム:きんぎょのイラストを部屋に貼って探す
● ビニールプールで金魚すくいごっこ(紙のきんぎょ+お玉や網)
『うみだ!うみだ〜!』(作・絵:テリー・ジョンスン/福音館書店)

【対象】2~3歳
【ねらい】海辺のにぎやかさや季節感を感じる/探す力を育む
おすすめポイント:
文字がほとんどなく、海辺の賑わいがリアルに伝わる絵本。文字ではなく、人々の笑い声「ワハハ」「キャッキャ」などの音で一日の楽しさが描かれ、ページをめくるたびに新しい発見があります。まさに“絵を読む力”を育む一冊です。
活動アイデア:
●海ごっこ:ブルーシートでミニビーチを作り、絵本に登場する真似っこ遊びを取り入れる(波・砂遊び・水鉄砲など)
●絵探し遊び:絵本の中にいる親子やサメ、水遊びする人などを「ここにいるよ」と指して楽しむ
まとめ:絵本×あそびで季節を感じよう
7月は天候に左右されやすい時期だからこそ、絵本を通して季節を感じたり、遊びの世界を広げたりすることが大切です。未満児さんにとって「読む」「見る」だけでなく、「まねする」「感じる」ことが楽しい経験につながります。
ぜひ、絵本をきっかけにした活動で、子どもたちの笑顔あふれる7月をつくってくださいね。
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