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絵本は、子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを自然に引き出してくれます。
特に運動あそびの前に読むと、活動への意欲がぐっと高まり、遊びの導入としてもぴったりです。
本記事では、保育現場で実際に人気のある「体を動かしたくなる絵本」を年齢別に5冊ご紹介。
雨の日や室内活動、運動会シーズンにも活用できる、おすすめの絵本ばかりです。
ぱんだなりきりたいそう(0・1・2歳児)
- どんな絵本?
かわいいパンダと一緒に体を動かせる、リズムの良い絵本です。
ゆったりとした動きが多く、0歳児〜2歳児でも取り入れやすい内容。 - こんなふうに使える!
読みながら、絵本の動きに合わせて「なりきり体操あそび」。
導入後、そのままオリジナル体操に発展するのも◎。 - 現場での反応・感想
絵本を見ながら子ども達も一緒に動いてくれます。0歳児さんも自分なりに動いてくれて可愛いです。保育者も一緒に動きながら読むのがおすすめ。
できるかな あたまからつまさきまで(1・2・3歳児)
- どんな絵本?
さまざまな動物のまねっこをしながら、頭から足の先まで全身を動かせる絵本。
リズムよく繰り返される「きみもできる?」の問いかけが楽しい! - こんなふうに使える!
絵本に出てきた動きをまねっこ → そのままリズム体操に展開。
「どの動物が好きだった?」と振り返って発展させるのも◎。 - 現場での反応・感想
「きみもできる?」の問いかけに、「できるー!」と元気に返してくれる子が多いです。
動物の動きをどんどんまねして、運動遊びが自然に始まります。
よーいどん!(3・4歳児)
- どんな絵本?
ピーマン村の運動会。年少さんから年長さんまで、いろんな子どもたちが登場し、「よーい、どん!」のかけ声でかけっこが始まります。
子どもたちの姿がいきいきと描かれ、共感しながら楽しめる一冊です。 - こんなふうに使える!
運動会前の導入絵本としてぴったり。読み聞かせ後、「○○くみさんも、よーいどんしてみようか!」と実際のかけっこ遊びにつなげられます。
年齢の違う子たちが走る姿も描かれているので、異年齢保育にもおすすめです。 - 現場での反応・感想
「○○ちゃん、年中さんと一緒だね!」と、自分と同じ学年の子を探して嬉しそうにしています。
「こんなふうに走りたい!」と話してくれる子もいて、走るイメージが広がるようです。
ねこまんにんとのしゅぎょう(4・5歳児)
- どんな絵本?
忍者・ねこまんにんと一緒に修行をしていくユニークな絵本。
ジャンプ、バランス、かくれんぼ…楽しい動きが盛りだくさん。 - こんなふうに使える!
修行になりきって遊ぶ「忍者ごっこ遊び」に展開。
平均台や跳び箱などのサーキットと組み合わせると盛り上がります。 - 現場での反応・感想
「しゅぎょうしたい!」と目をキラキラさせる子が続出!
ごっこ遊びにもつながって、一日中盛り上がることもあります。
はしる(5歳児)

- どんな絵本?
「はしるって、どういうこと?」という問いかけから始まる、心に残る一冊。
走る楽しさ・理由・気持ちが丁寧に描かれており、年長児の心にも響きます。 - こんなふうに使える!
早く走る秘訣が書かれているので、走る遊びの前に読むと子ども達も意識しています。
運動会練習の導入にもおすすめ。 - 現場での反応・感想
走る姿を「写真に撮って」と確認したり、意識しながら走る練習をする姿が出てきました。
走ることへの思いが深まったようで、遊びにも気持ちがこもるようになりました。
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おわりに
運動あそびと絵本を組み合わせることで、子どもたちの心と体の成長を同時に促すことができます。
ご紹介した5冊は、年齢や発達に合わせて無理なく楽しめる内容ばかり。
日々の活動に取り入れて、子どもたちと一緒に“絵本から始まる運動あそび”を楽しんでみてくださいね。
今後も季節やテーマに合わせた「遊びに広がる絵本」をご紹介していきます!
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