保育の現場は、子どもたちの命を預かる責任の重さと、忙しさの連続で、自分のことを後回しにしてしまいがち。
でも実は、「保育士が心に余裕を持っていること」が、子どもにとって一番の安心につながるのかもしれません。
この記事では、私自身が実践しているちょっとしたセルフケアやリフレッシュの工夫をご紹介します。
気負わずにできることばかりなので、「最近ちょっと疲れてるかも」と感じている方のヒントになればうれしいです。
① 深呼吸とポジティブな言葉で、心を整える
バタバタしているときやトラブルがあったとき、まずは深呼吸をひとつ。
「多少遅れても大丈夫」「今できることをすればいい」と、心の中でつぶやくようにしています。
また、「がんばるぞー!」と声を出してみると、子どもたちも「おー!」と返してくれて、それだけで元気をもらえることも。
② 10分だけ目を閉じる“プチ休憩”
お昼寝中の10分、目を閉じて過ごすだけでも心がスーッと軽くなります。
たとえ眠れなくても、午後の保育に向けて気持ちのリセットに。
③ 他クラスと連携して「抜け時間」を確保
月末など忙しい時期は、合同保育にして順番に抜け時間を作る工夫も。
その時間で集中して書類を片付けると、残業も減らせて気持ちに余裕が生まれます。
④ 職員同士の「ありがとう」が元気のもと
ちょっとした一言でも、「気づいてもらえた」と思える言葉は大きな力になります。
お互いに感謝の言葉を意識して伝え合うだけで、職場の空気がほんのり温かくなる気がします。
⑤ 子どもにも「ひとりになれる場所」を
保育室の一角に段ボールハウスやカーテンで仕切ったスペースをつくり、ひとりになれる時間と空間を。
子ども自身が「ちょっと落ち着きたい」ときに使える場所があると、自分の気持ちに向き合う力も育ちます。
⑥ 休日は“好き”に出会える時間に
時間があるときは、研修に参加したり、保育の本を読んだり。
新しい視点に出会うことで「またがんばろう」と前向きになれたり、実践の引き出しが増えたりします。
まとめ
子どもにやさしく関わるためには、まずは保育士自身が満たされていることが大切。
無理をせず、気軽にできることからでいいんです。
あなた自身のために、そして子どもたちのために、心と体を整える時間をこれからも大切にしていきましょう。
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※この記事は「保育士×7つの習慣 #7『刃を研ぐ』」の内容を、より親しみやすくアレンジしたリライト版です。
元記事はこちら👉【保育士×7つの習慣】#7『刃を研ぐ』自分を整える方法
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