保育中、やることが多すぎて「子どもとゆっくり関わる時間がない」と感じたことはありませんか?
書類、準備、片付け、連絡帳…。どれも大切だけれど、私にとって一番大事にしたいのは「子どもと向き合う時間」でした。
この記事では、忙しい保育の中でも子どもとの関わりを大切にするために、私が実践している“時間の使い方”の工夫をご紹介します。
指導計画は“あとでじっくり”
保育中は子どもとの関わりを最優先に。指導計画などの書類は、移動中にスマホのメモ機能で文章を練り、帰宅後にパソコンで清書するスタイルで対応していました。
集中して書く時間を確保することで、保育の質も落とさず、子どもとの時間も確保できます。
制作準備はあえて子どもの前で
制作や掲示物の準備など、見せられるものはあえて保育中に行っていました。
「何してるの?」「それ何に使うの?」と子どもたちが興味を示し、「手伝うよ!」という関わりが生まれることも。
活動への期待も高まり、子どもの主体性を育てるきっかけにもなります。
壁面は“子どもが作る”が基本
クラスの壁面は保育士の手作りではなく、子どもたちの作品を中心に。
季節にちなんだ大型制作や、自由画を貼るスペースを設けていました。
例えば、カブトムシの絵で壁一面を飾ったり、卒園前には全員で大きな桜の木を作ったりと、子どもたちの「やってみたい!」を形にしていく楽しさがありました。
出し物・行事は“楽しさ重視”
パネルシアターや紙芝居など園にある物を活用しつつ、必要なときは無料のイラスト素材を使って自作。
大切なのは、手間よりも子どもたちが楽しめること。
時間をかけることが目的にならないように意識していました。
保育で一番大切にしたいことを、明確にしておく
忙しいときほど、「自分が何を大切にしたいのか」を見失いがちです。
私にとっての最優先事項は「子どもとしっかり向き合うこと」。
一日の終わりに、「今日は子どもとちゃんと笑い合えたかな」と振り返ることで、自分の保育に納得感を持てるようになりました。
まとめ
保育の仕事は、毎日が本当に忙しくて、時間に追われがちです。
でも、自分の「一番大切にしたいこと」が明確になると、時間の使い方にも納得感が生まれてきます。
子どもとの関わりを優先するという選択が、日々の保育にやりがいや楽しさをもたらしてくれるはずです。
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※この記事は「保育士×7つの習慣 #3 ”子どもとの時間”を一番にする」の内容を、より親しみやすくアレンジしたリライト版です。
元記事はこちら👉【保育士×7つの習慣】#3 ”子どもとの時間”を一番にする
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