8月の月案はこちら▷5歳児|8月の月案と指導計画
5歳児9月のねらい
ねらい
- 季節の移り変わりに気づき、自然や生き物に興味や関心を持つ。
- 運動会に向けて友達と一緒に共通の目的を持って活動する。
- 友達と力を合わせて活動することを楽しむ。
- 頑張りを認められ、自信を持って目標に取り組む。
生命の保持
- 休息や手洗い、着替え、汗拭きなど、自分から必要な時に進んで行う。
- 静と動を意識し、自ら休憩や水分補給の必要性を判断しながら過ごす。
情緒の安定
- 励ましたり褒めたりしてもらいながら自信を持って活動に取り組む。
- 気持ちを受け止められながら、活動に意欲的に取り組もうとする。
- 勝ち負けの嬉しさや悔しさを思い切り表現し、活動への意欲に繋げる。
健康
- 様々な運動遊びに繰り返し挑戦しながら体の使い方を知る。
人間関係
- 友達と協力して活動を進める中で、自分の力を発揮しようとする。
- 友達同士で思いを伝え合いながら関わり、それぞれの考えや気持ちに折り合いを付けながら落としどころを見つける方法を知る。
環境
- 身近な自然に興味を持ち、季節の変化に気付いたり遊びに取り入れたりしようとする。
言葉
- 友達や保育者の話を落ち着いて聞き、自分の気持ちもしっかり伝えようとする。
- 自分の考えを伝えたり相手の話を聞いたりして遊びを発展させていく。
- 自分と友達の意見に違いがあることを理解し、分かり合おうとする。
表現
- 音楽に合わせてのびのびと身体を動かして表現し、自分や友達の表現の良さに気づく。
- 自然に親しみ、制作やごっこ遊びに取り入れて楽しむ。
食育
- 食事は体力の源になることや、何でもバランス良く食べる大切さを知る。
- 食事の大切さが分かり、バランスよく食べることを意識する。
小学校との関わり
- 運動会の練習を見学させてもらい、憧れの気持ちや意欲を持つ。
家庭との連携
- 運動会に向けて頑張って取り組んでいる様子を掲示板や送迎時の口頭で伝え、家庭でも励ましたり褒めたりしてもらって自信に繋げていく。
- 疲れが出やすい時期なので一人ひとりの体調について保護者と連絡を取り合う。
保育者の援助、環境設定
- 子どもが挑戦している姿を優しく見守り、必要に応じて援助しながら自信に繋げていく。
- 子どもの意欲を尊重し、見守りや励ましを通してやり遂げる喜びを味わえるようにする。
- 運動会に向けてみんなで共通の目的を持って取り組めるよう、クラスで話し合う機会を作る。
- 友達と関わりながら遊ぶ中で、自己表現が得意な児もいれば、なかなか自分の思いが言えない児もいる。仲立ちに入り思いを表現できるように援助する。また、友達の思いや考えを落ち着いて聞くことができるよう、聞く大切さも伝えていく。
- 相手の話を遮らない、顔を見て話を聞くなど、聞くときの態度を子どもと共に確認する。
- 運動会に向け、さまざまな競技に興味が持てるよう運動遊びで楽しく身体を動かしていく。苦手意識のある子どもには個別に声をかけ、楽しく取り組めるように援助していく。
- 食事は体力の源になることを伝え、何でもバランス良く食べる大切さを理解できるようにする。
おわりに
運動会に向けての取り組みが始まっていることと思います。子ども達が主体的に活動を行うには、クラスの中で目標を一致させることが必要です。近隣の小学校と連携を取り、小学生が練習する姿を見せてもらったり、自分たちの頑張りを映像や画像に残して確認することで、モチベーションに繋がることでしょう。
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