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ねらい
自分なりの目標をもって挑戦したり、力を出したりする。
身近な自然の変化に気付き、生活や遊びに取り入れる。
養護
生命の保持
自分で必要に応じて衣類の着脱を行い、体温調節を行う。
情緒の安定
自分の力を発揮し、挑戦する楽しさを味わう。
自分の思いを友達や保育者に受け止めてもらいながら、自信と安心をもって生活する。
教育
健康
合図や音楽に合わせて体を動かし、友達と動きがそろう心地良さや達成感を味わう。
人間関係
友達と力を合わせたり、競い合ったりしながら、嬉しさや悔しさなどの気持ちを感じる。
環境
遊びや生活の中で文字や数字、時間などに触れ、興味や関心を持つ。
言葉
相手の話を、関心をもって聞き、自分なりに応じたり考えたりする。
表現
見つけた自然物を使って製作をしたり、遊びに使って楽しむ。
食育
秋が旬の食材を知り、料理や食に関心を持つ。
小学校との関わり
展覧会や校内探検で訪問させてもらい、学校の教室のイメージを掴む。
家庭との連携
運動会に向けての活動の様子を伝え、家庭でも頑張りを認めてもらう。
友達と思いのすれ違いが起きた日は、保護者にも状況を共有し、必要に応じて家庭でも話題にしてもらう。
保育者の援助、環境設定
・運動会までの日程やその日の予定を掲示し、自分たちで見通しをもって取り組めるようにする。
・「速く走りたい」「勝ちたい」「〇〇ができるようになりたい」など、頑張ろうとする気持ちを認め、意欲的に取り組めるようにする。
・クラス競技や団体競技の練習では“勝ちたい・楽しく競技に取り組みたい”などそれぞれの思いや考えがすれ違うことが予想される。それぞれ思いが言葉にできるように話し合いの場を設ける。また、どの思いも間違いでないことを伝え、相手の思いを受け止められるようなきっかけを作る。
・運動に苦手意識がある児もいる。周りと比べず、その児なりにできるようになったことや頑張りを認めたり保育者も練習に付き合い、楽しく運動に向き合えるようにする。
・落ち始めた木の実に気付き、集めたり、形や大きさの違いを比べたりしながら様々な遊びに取り入れていけるように素材や環境を準備する。
おわりに
運動会に向けて、練習に熱が入っている時期ですね。それぞれの当日にかける思いを汲み取り、時に子ども達の話し合いに加わり話を整理しながら、気持ちの落としどころを探していきたいです。本音でぶつかり合う経験は、お互いに思いを認め合うことによって、後に真剣に向き合えた自信として残ります。
また、秋の自然も増えてくる季節です。戸外では様々な秋探しを行いたいですね。持ち帰った木の実は保管方法や制作の見本を保育室に置いておくと、子ども達も興味を持って試す姿が出てくることでしょう。秋の雲や旬の食べ物などにも触れたいですね。
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