5歳児|3月の月案と指導計画|ねらい・内容・家庭との連携まで解説

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5歳児3月のねらい

ねらい

  • 日々の生活に見通しを持ち、友達と遊びや生活を進める楽しさや充実感を十分に味わう。
  • 互いの良さを認め合ったり、成長を喜び合ったりしながら友達と過ごす心地良さを感じる。

生命の保持

  • 1日の予定を確認し、自分の生活や身の回りのことを自信をもって行う。
  • 健康で安全に過ごすための生活習慣や態度を身に付ける。

情緒の安定

  • 就学に対する期待や不安を受け止められ、自分の力を安心して発揮する。

健康

  • 遊びや活動の中で安全について自ら判断し、気をつけて遊ぶ。

人間関係

  • 思いや考えを伝え合いながら、活動を提案したり、今まで経験した遊びを繰り返し楽しんで過ごす。

環境

  • 季節の移り変わりを感じ、春の自然に興味関心を持つ。
  • 物を大切にする気持ちを持ち、自分のものの整頓・管理を丁寧に行う。

言葉

  • 身近な人へ感謝の気持ちを持ち、言葉や文字などで感謝を伝える。
  • 相手の話を最後までしっかりと聞いたり、相手に分かるように話そうとしたりする。

表現

  • 歌詞の意味を知り、友達と一緒に気持ちを込めて歌おうとする。

食育

  • 担任以外の職員と一緒に食べる楽しさを味わう。
  • 給食を作ってくれた先生に感謝の気持ちを持って食べる。

小学校との関わり

  • 小学校の教員に子ども達の性格や特性を引継ぎ、円滑に就学できるようにする。

地域との関わり

  • 今までお世話になった高齢者施設や公共施設に手紙やプレゼント、歌などを贈り、感謝の気持ちを伝える。

家庭との連携

  • 個人面談を通し、子どもの成長を共に振り返ったり就学への不安を聞き、解消していく。
  • 就学に向けて、規則正しい生活をすることや自分で準備することなど生活習慣の見直しを呼びかける。

保育者の援助、環境設定

  • 就学に対する期待だけでなく不安な気持ちもしっかりと受け止め、褒めたり励ましたりして自信や安心感を持てるように関わっていく。
  • 卒園や就学を楽しみにする一方で、気持ちが高ぶりすぎることも予想される。楽しさのあまりに危険な遊びをしていないかなど見守り、事故のないようにする。
  • ”自分で気づき、自分なりに考えて過ごすことが大事”ということを伝えていく。正解の行動をとらなければいけないプレッシャーを感じないように配慮しつつも、場の状況や周りのことを気にできるように、子どもに話をしていく。
  • 残りの園生活の中で子どもたちがやりたいことを話題にし、提案や計画をして、遊びや生活に期待と満足感がもてるようにする。
  • 子どもがお互いに言葉で気持ちを表現できるよう、個別で話をしたり友達とゆっくり話せる場所を用意するなど、環境を整える。
  • 園生活を振り返りながら、お世話になった人への感謝の気持ちを感じられるようにしていく。また、その気持ちを表現したり、伝えたりする方法を子どもたちと考えて実施する。
  • プランターの花の世話を継続し、花が芽吹く様を喜びながら春の訪れを感じられるようにする。また、4歳児クラスに今まで世話してきた花やカブトムシの幼虫を贈呈し、年下児へ思いを託す経験をする。
  • 寒暖差に合わせて室温や衣類の調節を適切に行えているか、日によって調節できるように配慮する。また、脱いだ服の管理や畳み方も再度意識が向くように声をかけていく。

おわりに

4月からは小学生になる子ども達は、期待と共に不安を抱えていることと思います。
新しい環境でも自分を信じて行動するためには、今まで培ってきた自己肯定感や自信が必要です。
この一か月は、一人一人の頑張りや成長、良いところをクラス全員で認め、就学に立ち向かう心を育みたいですね。

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