子どもが触れないようにしたい植物シリーズ③

危険な植物、ホウセンカとドクゼリの写真 危険への備え・安全対策

ホウセンカ&ドクゼリ

園での栽培や、道ばた・野原で出会うこともある植物の中には、「子どもがつい触ってしまいそう」だけど注意が必要な植物もあります。

今回は、身近なホウセンカと、野外にひっそり生えるドクゼリを紹介します。


ホウセンカ

  • 咲く場所
     園庭や学校の花壇、家庭菜園などでよく栽培されています。
  • 見た目
     ピンクや赤、白の花が咲き、種がはじけるサヤが人気です。
  • 見つけやすい時期
     6月〜9月ごろ(夏〜初秋)
  • 特徴
     全体的に毒性は低めですが、種や茎にわずかな毒成分があるとされており、誤って大量に食べると中毒の可能性も。
     手についた汁でかぶれる子もいるので注意。
  • ワンポイントアドバイス
     観察・栽培はOKですが、汁が目や口に入らないよう声かけをしましょう。
     「種を飛ばして遊ぶときは触った手で顔をさわらない」など、小さな注意を伝えるだけでも安心感アップ!

ドクゼリ

  • 咲く場所
     川辺や湿地、あぜ道などの水辺に多く見られる野草。※園庭などにはないですが、散歩時に注意。
  • 見た目
     セリに似た白い小花が集まって傘のように咲く。葉もセリそっくりで見分けが難しい。
  • 見つけやすい時期
     4月〜7月ごろ(春〜初夏)
  • 特徴
     日本三大有毒植物の一つとされており、すべての部分に毒がある非常に危険な植物。
     セリと間違えての誤食事故が多く、少量でも命に関わるケースもあります。
  • ワンポイントアドバイス
     散歩や自然体験のとき、セリや山菜に似た植物を見つけたら手を出さないというルールを徹底して。
     「似ているけど危ないかも」と思える視点を育てていけると◎。

次回は【トリカブト&ジギタリス】を予定しています。
見た目が華やかで園芸にも使われる植物でも、思わぬ危険が潜んでいることがあります。引き続きお楽しみに!

子どもが触れないようにしたい植物シリーズ④

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