入園や進級で大きく生活環境が変わる1歳児。個々の不安や生活リズムに寄り添い、安心して過ごせる環境を整えていきます。
ねらい
- 保育者と一対一の関わりの中で、安心して園生活を送る。
- 身近な人や物に興味をもち、自分から関わろうとする。
- 春の自然に触れながら、戸外でのびのびと遊ぶ。
養護
生命の保持
安心できる関係の中で、生活リズムを整えながら過ごす。
情緒の安定
保育者に気持ちを受け止められ、安心して過ごす。
教育
健康
自分のペースで歩いたり体を動かしたりして、体を動かす楽しさを感じる。
人間関係
保育者とのふれあいを通して親しみをもち、関わりを深める。
環境
身のまわりの玩具や自然に関心をもち、五感で楽しむ。
言葉
保育者の語りかけや歌に耳を傾け、声や音に反応を示す。
表現
保育者のまねをしたり、体を動かしたりしながら表現する楽しさを感じる。
食育
保育者と一緒に食事を楽しむ中で、食べる意欲を育てる。
地域との関わり
近所を散歩しながら地域の人や自然に触れ、季節の変化を感じる。
家庭との連携
- 入園・進級後の様子を丁寧に伝え、安心感をもってもらう。
- 生活リズムや家庭での様子も共有し合い、園での対応に活かす。
保育者の援助・環境構成
- 安心できるように、保育者は穏やかな関わりを意識する。
- 生活の流れをわかりやすく提示し、繰り返し伝える。
- 探索活動を促すような玩具や自然物を準備する。
- 手伝ってもらいながら、食事・排泄・着脱などに取り組めるよう援助する。
まとめ
新しい生活が始まり、不安や戸惑いも見られる時期。安心できる関係性と環境を大切にしながら、少しずつ園生活に慣れていけるよう支えていきましょう。
5月の指導計画(月案)はこちら▷1歳児|5月の月案と指導計画
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