4歳児|12月の月案と指導計画|ねらい・内容・家庭との連携まで解説

4歳児 12月の月案 アイキャッチ画像 冬の保育指導計画 4歳児 指導計画

いよいよ1年の締めくくりとなる12月。寒さが増す中でも、子どもたちは季節の行事や遊びを通して心を弾ませています。
クリスマス会などの特別な行事だけでなく、日常の中にも楽しみや温かさを感じられるようにしたいですね。

今回は、4歳児12月の月案を保育のねらいや援助の視点からご紹介します。


4歳児12月のねらい

ねらい

・冬の自然や季節の行事に親しみ、楽しむ
・身近な人への思いや感謝の気持ちを感じ、表現しようとする
・健康に気をつけながら、寒い季節も元気に過ごす
・友達と一緒に活動する中で、協力したり工夫したりする楽しさを味わう

生命の保持

・冷えや乾燥から体を守り、快適に過ごす
・体調の変化に早めに気づき、必要なケアを受けながら生活する

情緒の安定

・保育者との安定した関係の中で、安心して過ごす
・行事や遊びを通して、満たされた気持ちを味わう

健康

・寒さに負けず、戸外でも体を動かして遊ぶ
・手洗いやうがいなど、健康を守る生活習慣を身につける

人間関係

・友達の存在を意識しながら、思いやりをもって関わる
・グループでの活動やごっこ遊びの中で、役割を分担して楽しむ

環境

・冬の自然物や行事に触れながら、関心を深める
・保育室や園庭の環境を整え、自分たちで心地よく過ごそうとする

言葉

・年末や冬の行事に関する言葉を知り、使ってみようとする
・感謝や気持ちを言葉で伝える経験を通して、豊かな表現力を育てる

表現

・季節の制作や飾り作りを通して、表現の楽しさを味わう
・音楽やリズム遊びを通して、気持ちをのびのびと表す

食育

・冬の食材やあたたかい食事を通して、季節への関心を高める
・食事のマナーや準備にも関心を持ち、自分でできることに取り組む

地域との関わり

・地域の行事や冬の風景に触れ、親しみをもつ
・公共の場での過ごし方を学ぶ

家庭との連携

・体調管理や衣服の調整について、家庭と連携して対応する
・冬休みの生活について情報共有を行い、安心して過ごせるようにする

保育者の援助・環境設定

・寒暖差や乾燥への配慮をしながら、快適な環境を整える
・冬の自然物や行事に触れる活動を通して、季節の移り変わりを感じられるようにする
・制作や表現活動を充実させ、達成感を味わえるように支える
・子ども同士の思いやりのやりとりを見守り、良い関係が育まれるようにする
・食事や手洗いなど、生活習慣が自立へとつながるよう声かけする

おわりに

寒さの中にも心がほっこりと温まるような、あたたかい関わりを大切にして過ごしていきたい12月。
1年の締めくくりを子どもたちと一緒に笑顔で迎えられるよう、一人ひとりの成長や気持ちに寄り添っていきましょう。

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