ごっこ遊びのアイデア集|新聞紙で広がる保育あそび5選【ねらい・年齢別】

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新聞紙を利用したごっこ遊びを紹介する記事のアイキャッチ 室内遊び

雨の日や猛暑の日など、室内で過ごす時間が増える季節。そんな時期にこそ活躍するのが「ごっこ遊び」です。
特に、新聞紙はどんな形にも変化する万能素材!子どもたちの想像力を刺激し、日常の中にワクワクする物語を生み出してくれます。
この記事では、新聞紙を活用したごっこ遊びのアイデアを5つ、ねらいや対象年齢付きでご紹介します。

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ごっこ遊びの保育的ねらい

ごっこ遊びには、子どもたちの発達において大切な学びがたくさん詰まっています。

  • 想像力や創造性を育む
  • 言葉のやりとりを楽しみ、コミュニケーション力を育てる
  • 他者の立場に立つ経験を通して思いやりの心を育てる
  • 社会的な役割を理解し、関わりを広げる

遊びを通して、子どもたちは自然と学び、成長していきます。

新聞紙で楽しむ!ごっこ遊びアイデア5選

新聞紙お弁当づくり&ピクニックごっこ

  • 対象年齢:2歳〜
  • ねらい:生活経験と遊びを結びつける/手先を使った表現を楽しむ
  • 遊び方:おにぎりや卵焼き、トマトなどを新聞紙で作り、お弁当箱に詰めて「いただきまーす!」。レジャーシートの上でピクニック気分を味わえます。
  • 保育者の関わり:「どんな味かな?」「おいしそうだね」と会話を広げて、遊びの世界観を豊かにします。

お店屋さんごっこ(パン屋・アイス屋・おすし屋さんなど)

  • 対象年齢:3歳〜
  • ねらい:役割を楽しみながら言葉のやりとりを経験する
  • 遊び方:新聞紙でパンやおにぎり、アイスクリームを作り、店員・お客さんに分かれて遊びます。レジやお金も新聞紙で用意するとより本格的に。
  • 保育者の関わり:「おすすめはどれですか?」「これください!」など、対話を通じて子どもの表現を引き出します。

病院ごっこ

  • 対象年齢:3歳〜
  • ねらい:人との関わりの中で思いやりや配慮を学ぶ
  • 遊び方:新聞紙で包帯や注射器、お薬を作って、先生や患者になりきって遊びます。「どこがいたいですか?」などのやりとりが自然に生まれます。
  • 保育者の関わり:あそびのきっかけとして、ぬいぐるみや人形を使って見本を見せるのも◎。

新聞紙ファッションショー

  • 対象年齢:3歳〜
  • ねらい:表現する喜び・衣服への興味を育てる
  • 遊び方:新聞紙でドレスやマント、帽子などを作って着飾り、ステージを作ってファッションショー!ポーズを決めて歩く姿がとても可愛らしいです。
  • 保育者の関わり:司会進行役になって、「次は○○ちゃんです!」と盛り上げると、自信を持って発表できます。

ヒーロー&プリンセスごっこ

  • 対象年齢:4歳〜
  • ねらい:自己表現力を育て、体を使って遊ぶ楽しさを感じる
  • 遊び方:新聞紙でマントや王冠、剣、ドレスを作り、自分がヒーローやお姫さまになりきって遊びます。ストーリーを考えるのも楽しみのひとつ。
  • 保育者の関わり:「大変!ドラゴンがあらわれた!」など、子どもの世界を盛り上げる声かけが効果的。
  • 安全のポイント:剣などのアイテムは柔らかく作り、振り回さないルールを確認しておきましょう。

ごっこ遊びを広げる保育者の工夫

ごっこ遊びは、子どもの「やってみたい!」を尊重することが大切です。
保育者は遊びの中に少しヒントを出したり、素材をそっと置いておいたりして、子どもたちの発想が自然と広がるようにサポートしましょう。

また、ごっこ遊びは1回で完結せず、連続性を持たせることでより深まります。昨日の遊びを今日につなげる工夫が、遊びの世界をより豊かにしてくれます。

まとめ

新聞紙という身近な素材を使って、ごっこ遊びの世界はぐんと広がります。
子どもたちは「ただの紙」から想像の翼を広げ、自分だけの物語を紡ぎます。
ぜひ、室内遊びが増えるこの季節、新聞紙ごっこ遊びを日々の保育に取り入れてみてください。

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