室内で楽しむ！夏モチーフの製作あそび特集
暑さが厳しい夏は、室内で過ごす時間が増える時期。そんなときこそ、季節を感じられる製作遊びで子どもたちに“夏”を届けませんか？
この記事では、保育園で実践できる「スイカ」「金魚」「花火」「うちわ」などの夏ならではの製作アイデアを紹介します。
スイカの製作🍉
対象年齢：0歳〜3歳
保育と遊びのプラットフォーム［ほいくる］より「すいか～タネがいっぱい！オリジナルすいか～」
ねらい：
・夏の食べ物に興味を持つ
・色や形の認識を深める
遊び方の例：
【シール貼り】赤い画用紙をスイカの形にカットし、黒いシールで種を貼る
【絵の具スタンプ】断面スイカに絵の具でスタンプ遊び
保育者の関わり：
・「スイカ食べたことある？」などイメージが広がる声かけを
・小さな子にはパーツをあらかじめ切っておき、貼る工程に集中させる
安全のポイント：
・シールなど小さなパーツの誤飲に注意
・ハサミ使用時は個別に対応し、見守ること
うちわの製作🌬️
対象年齢：2歳〜5歳
ねらい：
・風を感じる経験を楽しむ
・身近な道具の使い方に触れる
・オリジナル作品を作る満足感
遊び方の例：
①紙皿＋割りばしで簡単うちわづくり
②画用紙に好きな模様を描いて貼り付ける
③シール・スポンジスタンプで装飾
保育者の関わり：
・「風がくるね〜」「あおいであげよう」など、風の感覚を言葉に
・完成後はお部屋で“うちわパタパタリレー”などの遊びに展開
安全のポイント：
・持ち手部分が取れやすくないか確認
・割りばしのトゲに注意し、テープで補強
金魚の製作🐠
対象年齢：3歳〜5歳
保育と遊びのプラットフォーム［ほいくる］より「金魚すくいあみ〜牛乳パックで楽しむ金魚すくい〜」
ねらい：
・生き物への興味を育む
・自由な発想で表現する
遊び方の例：
・牛乳パックを切って金魚の体を作る
・透明カップにビニールテープやセロハンを貼って金魚鉢風に
・金魚のうろこをクレヨンで表現する
保育者の関わり：
・金魚すくいやお祭りの話をしながらイメージを広げる
・「何色の金魚にする？」など創造を引き出す声かけを
・他の海の生き物を描いても◎
安全のポイント：
・小さなパーツは誤飲防止のため年齢に応じて調整
花火の製作🎆
対象年齢：3歳〜5歳
ねらい：
・夜空や花火の美しさに触れる
・スタンプやにじみ絵を楽しむ
・色彩感覚を豊かにする
遊び方の例：
【スタンプ】黒画用紙に絵の具で綿棒スタンプ→花火を表現
【にじみ絵】水性マーカー×霧吹きで幻想的な背景に
【立体製作】アルミホイルやカラーセロハンを使って立体的な花火
保育者の関わり：
・実際の花火大会の話や写真を見せてイメージを広げる
・にじみの変化や色の混ざりに一緒に驚く
安全のポイント：
・霧吹きの使い方に注意し、子どもの目に入らないよう指導
季節を感じる製作で、子どもたちの感性が育つ
製作遊びは、単なる手作業ではなく、季節感・想像力・表現力を育む大切な活動です。
暑い夏の日も、子どもたちの「つくる」ワクワクを大切に、室内でも充実した時間を過ごせる工夫を取り入れてみてくださいね。
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