5月の指導計画はこちら▷5歳児|5月の月案と指導計画
5歳児6月のねらい
ねらい
・見守られている安心感の中で、自信を持って行動や自己表現をする。
・梅雨期の自然や生き物に興味を持ち、友達と一緒に調べたり話題にすることを楽しむ。
生命の保持
気温や活動内容に応じて水分補給や着替え、シャワー等を行い快適に過ごす。
情緒の安定
思いや心の動きを十分に受け止められ、安心して過ごす。
健康
手洗いうがい、衣類の着脱、汗の始末など、自分が必要だと感じる場面で自主的に行おうとする。
人間関係
友達と同じ目的を持ち、意見を出し合いながら遊びを進めようとする。
環境
天気や空の様子、自然の変化などの事象に関心を持ち、気付いたり発見したりすることを楽しむ。
言葉
自分の思いや考えを相手に分かるように話したり、相手の話をよく聞いたりしながら、友達と一緒に遊ぶ。
表現
遊びに必要な場や物を友達と一緒に作り、使って遊ぶ。
食育
・箸の持ち方に慣れ、積極的に扱おうとする。
・夏野菜の世話を当番で行い、生長を喜ぶ。
小学校との関わり
近隣の小学校へ散歩に行き、小学生のイメージを深める。
家庭との連携
・個人面談や保育参観を通して、日々の保育や子ども達の様子について知ってもらう。
・初夏や梅雨期の感染症について知らせ、家庭でも手洗いやうがいなど予防をしてもらうよう伝える。
保育者の援助、環境設定
・衣服が汚れたり汗をかいたりした際に、自分で気づいて着替えたり拭いたりする姿をその場で褒め、他児も気づけるようにする。
・子ども同士が思いを伝え合う姿を見守りながら、それぞれが自分の思いを出せているか、伝えたいことが伝えられているか、相手の話をしっかり聞いているかなどを把握し、様子に応じて援助する。また、必要に応じて相手が理解しやすい言葉や伝え方を知らせていく。
・夏祭りに向け、クラスで話し合いや準備を始める。必要な物や場を本物のように作りたいという思いを大切にしていく。友達同士でアイデアを出せるように声を掛けたり、保育者も一緒に材料や作り方を考えたりして、子どもの思いが実現できるようにしていく。
・梅雨期の自然現象や動植物に対する発見や驚きに共感し、一緒に調べたり考えたり他児に知らせたりしながら興味関心が深まるように関わっていく。
・思いついたものを作ったり試したりして遊べるよう、用具や素材を十分に準備しておく。
【6月の保育におすすめ!素材・絵本のご紹介(PR)】
梅雨の時期でも、子どもたちが楽しく・安全に過ごせるようなアイテムをご紹介します。製作活動や絵本タイム、環境づくりの参考になれば幸いです。
室内で楽しめる!制作や感触遊びに適した素材・道具
【障子紙】
【送料無料】 基本の障子紙 一枚貼り 無地SOJ901→色水遊びから染め紙遊びへの発展に!折り紙程度の大きさに切って使用します。折り方次第で様々な模様ができて楽しい✨半紙より丈夫なので破れることなく制作できます。
【蓋つき透明カップ】
【1枚あたり32.57円/50枚セット】クリーンカップ 101パイ 390BS 新2 本体+平蓋セット(透明カップ クリアカップ 透明 小さめ 小さい デザート サラダ フルーツ スイーツ プリン ゼリー 杏仁豆腐 容器 カップ 入れ物 蓋付き フタ付き フタあり フタセット 送料無料ラインあり)→色水を保管し、濃さや微妙な色の違いを観察できます。少しお値段しますが、他にも戸外で集めたものコレクションや制作など幅広く使え、ストックして損はないアイテムです。
【キッチンスケール】
【期間限定 特価 800円】楽天ランキング1位受賞 はかり 計量器 キッチンスケール 計測 単位 0.1g デジタルスケール 3kg はかり 電子スケール クッキングスケール 計り 測り 量り 計量器 小型 電子天秤 0.5~3.0kgまで コンパクト 多用途超小型 軽量→せっかく感触遊びをするなら、作るところから活動にしましょう。実験感覚で楽しみながら、自然と数字を読む練習や重さの概念を知ることができます。小麦粘土や片栗粉スライムづくりが簡単でおすすめ!
6月に読みたい絵本(5歳児向け)
しずくのぼうけん
→水の変化に注目できる科学絵本。絵本で得た知識が日常や活動と結びつき、子どもたちの「なんで?」「どうなるの?」が自然と育まれます。
あしたのてんきははれ?くもり?あめ?
→雲や風から明日の天気を予想する絵本です。自然への興味が深まり、外に出るのが楽しくなります。
【どろだんご】
→対象年齢は低めに設定されている絵本ですが、実験&探求が好きな5歳児クラスで読むとまた違った面白さを発見できます。泥遊びをするならぜひ読みたい絵本です。
おわりに
梅雨や猛暑で戸外へ出られないことも増える6月。こんな時こそ室内でじっくり様々な素材や文具、工具に触れられる機会を作りたいです。子ども達は、ものの扱い方や特徴などを知ることで新しいアイデアを想像してくれることがあります。子ども達の疑問やアイデアを逃さず、さらに追及できるような保育ができると日々の活動に充実感が出てきますよ。活用できそうな素材や廃材を、いつでも使用できるように事前に集めておきましょう。
また戸外に出られる日は、この時期ならではの生き物に触れられるような公園を行き先として設定しましょう。可能であれば持ち帰って観察・飼育することで新たな発見や命を大切にする気持ちにも繋がっていきますね。
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