今回の虫:ムカデ&カマドウマ
「見るだけでゾッとする!」そんな声が聞こえてきそうな今回の2匹。
でも、実際に出会うこともある虫たちです。
見つけたときの心構えを知っておきましょう!
ムカデ
- 場所
落ち葉の下、石の隙間、家の中(特に湿気が多いところ)など。 - 見た目
細長い体にたくさんの脚がびっしり。赤茶〜黒系の色合いで、すばやく動きます。 - 特徴
体長は約10〜15cm。子どもの手のひらと同じくらい、大人なら手のひらの幅程度もある大きな虫です。
毒をもつ顎で噛まれると、腫れや強い痛みを引き起こします。 - 対処法
見つけても絶対に素手で触らないこと。靴の中や布団の隙間に入り込むこともあるので、身につける前にチェックを!
カマドウマ
- 場所
古い建物や湿気の多い場所(倉庫、外トイレ、園舎の隅など)に生息。 - 見た目
茶色い体に長い脚。バッタのように跳ねて移動します。驚かせる見た目ですが、よく見るとおとなしい顔立ち。 - 特徴
体長は約2.5〜4.0cm。子どもの人さし指くらい、大人なら小指ほどの大きさです。
毒もなく、刺したり噛んだりもしませんが、急に跳ねるので驚いて転倒などの事故につながる可能性も。 - 対処法
無理に追い払わず、静かに離れるのがベスト。湿気を好むので、こまめな換気と清掃で予防を。
ワンポイントアドバイス💡
- 子どもたちが怖がる虫=危ない虫とは限りません。
「見た目は怖いけど無害」「きれいでも危険」など、一緒に学ぶきっかけにすると◎ - おうちや園でも、季節の変わり目は虫が出やすい時期です。靴や布団、カバンの中をチェックしておくと安心です。
- 虫を見つけたら、「おとなに教える!」というルールを決めておくのもおすすめ。
次回は、カラフルで目立つけど…実は要注意な虫たち【ヒロヘリアオイラガの幼虫・ヨコヅナサシガメ・ヒメツチハンミョウ】をご紹介しています!
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