はじめに
夏の暑〜い日、外に出られないけど「お部屋の中ばっかりで退屈そう…」なんてこと、ありませんか?
とくに0・1歳児さんはまだ体温調節がうまくできないため、熱中症も心配。
そんなときは、“涼しさ”を感じられるあそびで、室内でも季節を楽しんじゃいましょう!
ここでは、保育園でもご家庭でも楽しめる10のあそびをご紹介します。
ひとつひとつに「ねらい」「準備物」「時間」「手順」もつけているので、すぐに取り入れやすいですよ。
1. 氷あそび(お口に入れても安心な素材で)
ねらい
冷たさの感触を楽しみながら、五感を使って遊ぶ。氷の変化に気づく力を育てる。
準備物
・製氷皿
・水、または薄めた野菜ジュース/食紅
・きゅうり・にんじんなど食べられる食材(あれば)
・トレーやボウル
時間
10〜15分程度(集中が続くあいだ)
手順
- 食材や水を製氷皿に入れて凍らせておく。
- 室内にトレーを用意し、氷を入れて子どもたちに手渡す。
- 触ってみたり、動かしてみたり。溶けていく様子を一緒に観察しましょう。
※誤飲に注意しながら、大きめの氷を使ったり見守りをしっかりと。
2. フローズン寒天
ねらい
ぷるぷる冷たい感触に触れ、指先や手のひらを使って遊ぶ。
準備物
・粉寒天
・水
・食紅や野菜ジュース(色付け用)
・透明容器やトレー
時間
10〜20分程度
手順
- 寒天を水で溶かし、色をつけて冷やし固める。
- 固まった寒天を冷蔵庫でさらに冷やしておく。
- 遊ぶときに手で握ったりちぎったり。感触や色の美しさを楽しみましょう。
3. 片栗粉スライム(冷やして)
ねらい
不思議な感触に出会い、触れて遊ぶおもしろさを味わう。
準備物
・片栗粉
・水
・大きめのボウルやタライ
時間
10〜15分程度
手順
- 片栗粉:水を2:1の割合で混ぜる。
- ダマにならないようにゆっくり混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
- 手に取って、にぎったり流したりして感触を楽しみます。
※水加減で硬さを調整すると遊びやすいです。
4. 扇風機×風あそび(リボンや布を使って)
ねらい
風の動きや音に興味をもち、目で追う力や好奇心を育てる。
準備物
・扇風機
・リボン、ビニールテープ、布など(ひらひらするもの)
時間
5〜10分(短時間でも十分楽しめます)
手順
- 扇風機にひらひら素材をテープで取り付ける。
- スイッチを入れて、風で動く様子を一緒に見てみる。
- 小さな風を感じながら、“ふわふわ〜”など声かけをするとより楽しくなります。
5. おしぼりひっぱり
ねらい
手先の動きを促し、触ったときの“ひんやり感”を楽しむ。
準備物
・濡らして冷やしたおしぼり
・筒状の容器やネットなど(引っぱり出せるもの)
時間
5〜10分程度
手順
- おしぼりを筒に入れたり、くしゅっとしてネットに詰めたり。
- それを少しずつ引っ張り出して遊びます。
- 冷たい感触にびっくりしたり、何度も引っぱって楽しみます。
ここでご紹介した5つのあそびに加えて、後編では**さらに5つの“ひんやり室内あそび”**をご紹介しています!
簡単に取り入れられるものばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
▽後編はこちら
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