【乳児のお悩み】子どもが水分を摂ってくれない。保育士が考えた対策を5つご紹介!

生活

これから暑い時期になりますね。

この時期によく聞かれるお悩みに「子どもが水分補給をしてくれない」というものがあります。

元々水分を摂るのが苦手な子もいますが、あまりに飲まないと熱中症など心配になってしまいますよね。

大人の話が理解でき、自分の気持ちに折り合いが付けられる年齢であれば、水分補給の大切さについて伝え、納得してもらうのがベストでしょう。

ですが、そう上手く事が運ぶことも少ないでしょう。

今回は、なかなか水分補給ができないお子さんがどうしたら水分補給をしてくれるようになるか、いくつか案を考えてみました!

原因を考える

「ちょっとだけ飲もうね」などこちらが譲歩しても頑なに飲もうとしない子。

一体どうしてなのでしょう。

困ったときは子どもの目線になって原因の仮説を立てると良いです。

例えば

「今は飲みたい気分じゃないんだよな」

「この飲み物好きじゃないな」

「飲み物の温度が好みじゃないな」

「お茶を飲むって作業みたいでつまらないな」

「なんで自分だけ飲まないといけないんだろう」

などなど、たくさん出てきますね。

お子さんはどのタイプか考えてみましょう。

水分を摂ってもらおう作戦案5選!

案1)子どもの好きなものに頼る(乗り物、動物、キャラクター等)

水分補給をしているコップやマグを、お子さんの好きなキャラクターや乗り物に変えてみましょう。

自我の出てきている年齢でしたら、一緒に買いに行って選んでもらうと

さらにやる気がアップすることでしょう。

余裕があれば数種類購入し、今日はどれを使うかを選択できるといいですね。

案2)飲めたらご褒美or楽しいことをする

保育園では、水分補給の後に楽しい活動が待っていたりします。

丁度活動の区切りということもあり、子ども達も気持ちが切り替えられるのでしょう。

しかしご家庭で毎日活動を準備するのは至難なことだと思います。

ですので、「飲めたらこのおもちゃで遊ぼう」と特別な玩具を出したり

1個だけ好きな動画やDVDを見て良いことにすると、やる気に繋がるかもしれませんね。

案3)子どもが好きなタイミングで飲めるようにする

時間に縛られることや人に見られながらの水分補給が苦手なお子さんに効果的です。

マグなど、お子さんが一人で扱えるものに飲み物を入れておき、

「ここに置いておくから飲みたい時に飲んでね」と完全にお子さんのペースに任せる方法です。

この場合、量が減っていることに気付いても、声をかけずに見守ることも大事です。

監視されていない、自由にして良いということが心地良い方法です。

案4)買い物をするときにお茶を選んでもらう

一緒に買い物に行ったときに、お子さんに家用のお茶を決めてもらいましょう。

そして「帰ったら飲んでみよう」と声をかけてみてください。

購入したお茶は、ご両親も一緒に飲んで

「〇〇くん(ちゃん)が選んでくれたお茶、美味しいね」など

会話しながら飲めると、お子さんも誇らしい気持ちになるでしょう。

案5)大人と乾杯して一緒に飲む

やや小さいお子さん向けになりますが、「乾杯」が流行る時期があります。

案4のように購入したお茶を乾杯してもいいでしょうし、ご自宅にある飲み物でも「乾杯」をすることで特別なものに感じられるかもしれません。

「一緒にできて嬉しい」という気持ちを刺激できると良いですね。

それでもダメだったら…

食事を利用

水分は食事からも摂ることができます。

ご飯を炊くときに水分量をやや多めにしたり、汁物の割合を増やしたりすることで、僅かながらも水分量を増やすことができるでしょう。

最終兵器「ゼリー」&「スポーツドリンク」

お茶も飲まない、食事も摂らない。

特にイヤイヤ期真っ只中なお子さんではそういうこともあるでしょう。

何を試してもダメだった時は、ゼリーやスポーツドリンクに頼っても良いです。

ただし、虫歯にならないように注意をしてくださいね。

おわりに

いかがだったでしょうか。

水分補給は「これだけ飲めないとダメ」ということはありません。

また、本当に喉が渇くと自分から飲みに来るケースもありますので、

便秘など実害が出ていない間は少し心に余裕をもって色々な方法を試していくと良いですね。

  

最後までお読みいただきありがとうございました。

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