※こちらは前編(1〜5)のつづきです。
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6. ビニール袋の感触パック
ねらい
ひんやり・ぷにぷにした感触を楽しみながら、目と手の動きを育てる。
準備物
・チャック付き保存袋(2重にすると安心)
・水、氷、保冷剤、ビーズ、ラメなど
・ビニールテープ(封をしっかり留めるため)
時間
5〜10分程度
手順
- チャック袋に水と中身を入れ、しっかり封をする(2重にしてビニールテープで補強がおすすめ)。
- 床やテーブルに置いて、押したりつかんだりして楽しみます。
- 手のひらでぷにぷに・つめた〜い感触に夢中になる子も多いです。
7. 水のスプレーお絵かき
ねらい
水の動きや変化を楽しみ、視覚的な刺激を受ける。好奇心を育てる。
準備物
・黒い画用紙
・霧吹き(100均でもOK)
・水
時間
5〜10分
手順
- 画用紙をテーブルにセットする。
- 霧吹きに水を入れて、保育者が“シュッ!”とお手本を見せる。
- 月齢が進んでいれば自分でスプレーしてもOK。
水で紙の色が変わる様子に「わあ!」と目を輝かせる姿が見られます。
8. 冷たいタオルでタッチあそび
ねらい
冷たさを通じて“心地よい”感覚を体験する。スキンシップで安心感を深める。
準備物
・濡らして冷やしたタオル(柔らかい素材)
・手遊びやわらべうた(例:「あたま かた ひざ ポン」)
時間
5分程度(スキンシップを楽しむくらいの時間)
手順
- タオルを冷水に浸して、軽くしぼってから冷蔵庫で冷やす。
- 子どもの体にやさしくポンポンと当てていく。
- 「つめた〜いね」「気持ちいいね」など声かけをしながら行うと、親しみやすく安心感も得られます。
9. フルーツごっこ(水×氷×色あそび)
ねらい
水の中の変化を観察したり、手先の動きを楽しむ。食への興味にもつなげる。
準備物
・透明のボウルやバット
・色水(赤・黄・緑など)
・丸く凍らせた氷 or スポンジ(フルーツ風)
・スプーンやカップ
時間
10〜15分
手順
- 氷やスポンジを“フルーツ”に見立てて、色水に浮かべる。
- 「りんごジュースだね〜」「バナナもあるよ」と声かけをして、ごっこ遊びに。
- スプーンで混ぜたりすくったり。色が混ざっていく様子も面白い発見になります。
10. 風鈴づくり(音で涼む)
ねらい
音への興味を育て、制作を通じて表現する楽しさを味わう。
準備物
・紙コップ、牛乳パックなど
・シールやクレヨン
・糸・鈴・ビーズなど(音が鳴るもの)
・テープや穴あけパンチ
時間
10〜20分(制作込み)
手順
- 紙コップに穴をあけ、紐を通して鈴などをつける。
- 外側に好きなシールを貼ったり、模様を描いて飾る。
- 完成したらゆらして音を楽しんだり、窓辺に飾ってみましょう。
おわりに
0・1歳児さんでも、ちょっとした工夫で“ひんやり”“ふわふわ”“ぷにぷに”を感じられる遊びはたくさん!
とくに暑い日でも、室内で安全に季節感を味わえる時間は、子どもたちにとってとても大切です。
涼しくて気持ちいいだけでなく、五感を刺激したり、コミュニケーションを深めるきっかけにもなります。
無理なく取り入れられるあそびばかりなので、ぜひ気になるものから試してみてくださいね。
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