はじめに
「暑くてお外に出られない…でも体を動かしたい!」
そんな元気いっぱいの2・3歳児さんにぴったりの、**お部屋で楽しめる“涼しいあそび”**をご紹介します。
この時期の子どもたちは、“見て・触れて・感じて”どんどん吸収する時期。
冷たさや風、色の変化などを使った遊びは、五感の刺激にもぴったりです。
今回は、保育園でも家庭でもできる室内あそびを【10個】ご紹介!
この記事では前半の5つをお届けします。
1. 色氷でお絵かき
ねらい
氷の冷たさや、溶けていく様子を楽しみながら、お絵かきを通して表現する力を育てる。
準備物
・製氷皿
・水+食紅 or 絵の具(少量)
・割りばしやストロー(持ち手)
・画用紙、トレー
時間
15分程度(集中が続く間)
手順
- 色水を製氷皿に入れ、持ち手をさして凍らせておく。
- 凍ったら画用紙と一緒に準備し、氷で自由にお絵かき!
- 「冷た〜い!」「色が出てきた!」と変化を楽しみながら表現を楽しみます。
2. 小さなウォーターテーブル
ねらい
水に浮かぶ・沈むものへの関心をもち、手を使って探索活動を楽しむ。
準備物
・浅いタライや収納ケース
・水
・浮く/沈むおもちゃや自然物(葉っぱ、プラ容器、石など)
・スプーン・カップなどすくう道具
時間
15〜20分
手順
- 容器に水を入れて、タオルを敷いた場所に設置。
- おもちゃや自然物を入れて「これ浮かぶかな?」と一緒に探ってみる。
- 水面をたたいたり、道具で水をすくったりして遊びを広げましょう。
3. かんたん風あそび(うちわで動かそう!)
ねらい
風の力で物が動くおもしろさに気づき、目と手の協応を育てる。
準備物
・うちわ(手作りでもOK)
・ティッシュや新聞紙を丸めた軽いボール
・風車やリボンなど、風で揺れる素材
時間
10〜15分
手順
- うちわで風を起こして、軽いものを飛ばしてみる。
- 「どうやったらたくさん飛ぶかな?」と工夫する姿も見られます。
- 手作りうちわを使うと、制作遊びとあわせて楽しめます。
4. ひんやり足湯ごっこ
ねらい
冷たさ・心地よさを足裏で感じ、リラックスしながら感覚を育てる。
準備物
・タライや洗面器
・水
・ビー玉・スポンジ・氷・お花など(飾り)
時間
5〜10分
手順
- 容器に水を張り、お花やビー玉などを入れて足湯風に。
- 子どもたちは裸足でちゃぷちゃぷと足を入れて楽しみます。
- 「きもちいいね〜」「つるつるするね!」と声かけしながら、感触を味わいましょう。
5. ミストシャワーごっこ
ねらい
霧のような水の感触にふれ、暑さをやわらげながらリフレッシュする。
準備物
・霧吹き(100均などのやわらかいもの)
・水
・布やカーテン、壁面に描いた模様など(的になるもの)
時間
5〜10分
手順
- 霧吹きでシュッシュッと水を吹きかけて遊びます。
- 的を用意して「ここにかけてみよう!」とゲーム感覚で楽しんでもOK。
- 顔にかかりすぎないように注意しながら、涼しさを味わいます。
ここでご紹介した5つのあそびに加えて、後編ではさらに5つの“ひんやり室内あそび”をご紹介しています!
簡単に取り入れられるものばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
▽後編はこちらのリンクです。

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