暑くなってきましたね。
1歳児の子ども達はちょっとずつ好奇心ややんちゃな面が出てきて、可愛さ半分大変さ半分の時期かと思います。
今回は7月のねらいについて書きたいと思います。
1歳児7月のねらい
養護
信頼している保育者に見守られながら、自分の気持ちを安心して表そうとする。
気持ちや生活リズムを考慮され、安心して睡眠を摂る。
清拭やシャワーの活動を通して、心地よく過ごす。
教育
水や砂、泥など様々な感触に気付き、保育者と一緒に楽しむ。
簡単な衣服の着脱に興味を持つ。
好きな遊びを保育者や友達と関わりながら楽しむ。
季節の手遊びや歌、絵本を楽しむ。
食育
手づかみや食具を扱って、自分で食べてみようとする。
プランターの野菜を観察し、食べ物に興味を持つ。
保育者の配慮・環境設定
慣れた保育者が側に寄り添いながら、安定感を持って過ごせるようにしていく。
午睡前にエアコンなどを使用し、室内の温度や湿度を調節しておく。
寝る前に絵本を読んだり、側で子守唄を歌ったりし気持ちが落ち着く様にしていく。
一人一人の体調に応じて、清拭やシャワーを行う。「気持ちいいね」と快の気持ちに共感していく。
感触遊びが苦手な子どもも楽しめるよう、筆やスポンジ、スプーンなども用意しておく。
簡単なフレーズの繰り返される手遊びや歌を選択し、やり取りを楽しめるようにしていく。
自分で衣服の着脱をしようとする気持ちを大切にしながら、脱ぎにくそうなときはさりげなく介助していく。
保育者が仲立ちをして、友達と一緒に遊ぶことの面白さに気付けるようにしていく。
一緒に食具を持ち扱い方を知らせたり、「おいしいね」と声をかけたりするなど、一人一人に合った介助をしていく。
収穫した野菜を見たり触れたりできるよう、子どもの手の届くところに置いておく。
おわりに
夏は、様々な遊びが体験できる季節な反面、子どもも保育者も疲れが溜まりやすくなる時期です。
体調管理に注意をし、無理せずに夏ならではの遊びを楽しみましょう。
参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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